琵琶湖北部でみた景色。 こういうのが好きなのさ。 |
不安はあるけどやってみないとわからない
[青春18きっぷの旅] 分割ビワイチはじめました1
2024年夏の青春18きっぷ、どう使おうかと考えていて、その頃の流れとして、折りたたみ自転車ルノーライト8を使った輪行の旅をやろう、ということになった。
で、どこに行くのかと言うと、琵琶湖、ビワイチを、分割で多分4回に分けてやってみるか、ということになった。
最初1回目を終了した頃は、この青春18きっぷ5回分のうち、4回をすべてビワイチに使うつもりはなくて、分割ビワイチは、季節や年を換えてでもやりきればいい、と思っていた。
が、これを書いているのは2回目終了後なのだが、ビワイチの勘というかあの空気感を忘れないうちに終了しておかないといけないだろう、と思って、青春18きっぷ一回を京都行きに使うことは決まっているので(家の事情)、今回の青春18きっぷ4回をビワイチに当てることにした。
そしてまず、どこから始めるか? だが、通常守山市あたりのサイクリストの記念碑みたいなところから始めるのが定番らしいのだが、電車の都合上、『米原駅』から始めることにした。
米原駅西口からスタート。 |
米原駅は、改札を出ると、そこは2階で、そのまま右手方向に行くと市役所に向かう通路があって、観光案内所もあるということなので、地図を貰いに行ってみた。
その地図は多分、ネットからダウンロードして見られるのと同じものだと思ったが、もう少しコンパクトに持ち歩けるようなのがいいなあ、というもので大きかったがもらえてありがたかった。
その日は7月28日日曜日だったが、観光案内所は市役所がやってるんじゃないか? と思われるのだが、休日出勤手当とか出るんだろうなこのひとは、という係の人から『びわこはあっちです』と教えてもらったにも関わらず、駅西口から出ると、そのあっちはどっちだったけ? ということになって、駅にあったこのあたりの地図を見ても東西南北がよくわからなくて、走っていったら岐阜城に着いた、そりゃいかん、ということもありえるなあ、と思って何だかクルマで駅前に来ていて、若者だからわかるだろう? と思えるあんちゃんに聞いたら指さしてあっちと教えてくれたので、信じてあっちに進んだ。
駅前横にあったトイレで着替えて、自転車を組み立てて準備していたのだった。
米原駅は、乗り換え駅として慌ただしく、ホーム内では都市的なにぎわいを感じるのだが、出てみると、人も街も景色も非常にゆるい印象である。
さすが滋賀県、あちこちにとび太くんがいる。 |
湖岸沿いの道に出て、逆時計回り、あとは道なりに進んでいくだけだった。
こういう表示が時々現れる。 道路側の自転車用道幅も広いし、けっこう安心して進んでいける。 |
ビワイチのルート、自転車の進み方は、途中わからなくなるようなところもあるが、落ち着いて道に付いている青いラインや矢印、ビワイチの案内板を見つけられるので、それに従っていく。
なんか大仏。 |
これは確か、長浜城。 その手前の公園内を走った。 ビワイチしてなければもう少し長いこと見学していったと思う。 |
どんどんと琵琶湖北部に近づいて行って、景色が変わってくる。
遠くまで気たぞ感に気持ちは覆われていく。
観光地的な見どころをいくつも過ぎて、景色の良いところもどんどん過ぎて、とにかく先に先にと進んでいく。
これはもったいないことをしてるな、ということも頭にあったが、あちこちに寄っていくと、とてもこの自転車で数回でビワイチを終わらせることはできなさそうな感じだった。
琵琶湖湖岸沿いの東屋で、持っていった イオン購入のカロリーメイトみたいなのを食べた。 この日ビワイチ中に口にしたのはそれと道の駅で食べたかき氷だけ。 どこかで食べたい、と思っていたのだが、 北部に行くと店もコンビニもないし、あっても入りたくないところは入らない という悪循環だし、とにかく走っていた。 |
心配だったのは、ホイール、スポーク大丈夫か? ということが一番にあった。
長距離だし、体重は軽いほうじゃないと思うし、ということで心配だったのだが、これを書いているまだ2回目を終えてもかなり大丈夫っぽい。
ユーチューブを見ていると、DAHON K3のスポークが折れた、という内容がいくつかある。
どちらかと言うと、こっちのルノー・ライト8のほうが安いし、ホイール、スポーク以下れてしまいそうなのに、と思う。
また、この自転車は、ビワイチやるような自転車じゃないだろう、という思いだった。
それでも、ブリヂストン・クエロを担いで輪行で、乗り換えでホームを行ったり来たり、車内で座ることもできなくて、なんてことを思うと、このルノー・ライト8はかなり楽。
気を使うことがないことはないが、場所を取らないし、軽いので、いい感じだと思っている。
とは言え、この初日は行きは3時間半ほどの時間ずっと立っていたし、帰りに座ることができたのは30分くらいだった。
また、この自転車の輪行に関したことはまとめて書こうと思う。
走りは、やはり進み具合が悪い。
後ろから来るサイクリストたちに抜かれていく。
この日は猛暑日、それでも琵琶湖北部に進んでいくと、風はあったし、道路に表示されていた気温は31度で、静岡県西部地方よりもちょっとは涼しいようだった。
湖岸の雑草がジャングルだなあ、と思って撮った一枚。 |
北部に向かうトンネルを抜けたあと、左手に琵琶湖が見えなくなって、もらった地図で確認すると、なんだかややこしいようなところを曲がっていかないといけないようで、道間違えてるのかなあ? なんて2キロくらい戻った。
間違ってないみたいだ、と確認して、そのまま進んでいって、やっと琵琶湖北部で折り返せたみたいな感じだった。
また、そう言えばこの辺の景色は以前50CCのバイクでツーリングしに気たことがあったなあ、とそのときの情景とダブったりした。
いい感じのところだった。
しかし、喉はカラカラだったし、お腹は減った。
コンビニも自販機も見当たらないところだった。
もうすぐ永原という駅があるみたいで、時間も5時くらいということで、そこで初日一回目のビワイチは終了することにした。
湖西側に入って、長い坂を登っていったらあったトンネルだと思う。 トンネル内も自転車道が広く取ってあるのがうれしい。 |
帰りはここから、の永原駅。 おしゃれな駅舎。 駅前の川がきれいに整備されていたらもっと良かった、とか考えていた。 |
中は暗くて、ホームに出る階段は長い駅から今日はやりきった感とともに電車を乗り継いで、家に帰った。
充実した。
つづく。