『裏やらフェス』開催でやらフェスを思う
10/8 上島ラーメン武蔵
10/8 浜松上島なんでモールで赤塚ズンさんのワンマンライブがあった。
なんでモールに行くのも、赤塚さんに合うのも久々で、ライブの後、集まった5名で『裏やらフェス』と名付けてラーメンを食べに行くことになった。
ちょうどその日浜松街中と呼ばれるところでは、やらまいかミュージックフェステイバルが開催されていたので、引っ掛けて、そんな名前の集まりになったんだと思う。
主催は、赤塚ズン氏。
何年か前、赤塚さんがやらまいかミュージックフェステイバルに出演し、私が見に行ったときのことなんか話に上った。
その頃は、やらまいかミュージックフェスティバルと言うのは、イカしたイベントだった。
その時は、確かに、そこに、脚を運んで、見たい聞きたい人たちが、なん人もいた。
赤塚さんの話に上ったときは、そこに、大塚ゆきさんや鈴木ケンタロー君など、路上ライブでよく見かけていた人達の姿があった。同じ時に、畑中摩美さんが、近くと言うか隣の会場にいて、大塚さんは、『私なんかよりも、畑中摩美さんを応援してやってほしい』ってMCで言っていたことを今も覚えている。
自分が知っている浜松のシンガーソングライターたちのほか、どんな人がいるんだろう?
という興味や、街中がステージに変わる目新しさがあった。
しかし、年は重なり、わたしの中では、ただ、街のあちこちで、非日常的な演出として音楽ステージがあれば楽しいのか? とか、街中に、その日だけのミュージシャンみたいな人たちの演奏があればいいんだろうか? など思うようになってきていた。
そういうわたしも、一昨年、やらまいかミュージックフェスティバルに出演した経験がある。
翌年も応募したが、落ちた。
選ばれる基準も、ただやってるだけじゃないんだろうか? と思うことなどと重なって、今年は、すっかり興味をなくしていた。
今年、やらまいかミュージックフェスティバルに応募して落ちた、という人たちの話も聞いて、これまでは常連のように出演してきた人たちで、なんなんだろうなあ? というよくわからないものになってしまっていた。
武蔵のラーメンは、格別なおいしさだった。
味に感動があった。
ただおいしいだけのラーメン店はいくつもあるだろうけれど、ここのラーメンの味は忘れられないだろう。
この店が浜松にある、ということも驚きだった。
やらまいかミュージックフェスティバルのことはよくわからないが、音楽だけでなく、いろいろなことで、わたしは、こころ動かされることと関わっていきたい、って思っている。
音楽は、やらまいかミュージックフェスティバルじゃなくてもいいし、プロの有名なひとの演奏でなくてもいい、こころ動くものと出会うってことは、こっちの生き方とも関係してくることだろう。
そんな自分だから、そんなものに出会えるって思いたい。
浜松駅前を抜けて、遠鉄電車で上島まできてよかったなあ、って思った。
帰りは、終電の時間だった。
もう、やらまいかミュージックフェステイバルの人たちの姿は、駅前になかった。
裏やらフェスって、本当にやりたいなあ、とか考えて、最終電車を待っていた。