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そんなに人は来てないんじゃない? って思われた明治の道。 明治のトンネルに続くハイキングコースですね。 自転車持って階段を登っていきました。 |
ここをリヤカーとか横幅があるエンジンがない乗り物で通る気はしないだろう
宇津ノ谷峠に行って感じたこと ; 上にあがればいい道もある
7月21日の日曜日、宇津ノ谷峠に行ってきた。
流れ的にも、気持ち的にも、もう実際に行ってみるしかないだろう、ということで、またしてもJR焼津駅から折りたたみ自転車ルノーライト8で向かったのだった。
JR焼津駅から宇津ノ谷峠までの道は、ここでいいのかなあ? と思う箇所があって、家の前で何やら片付けをしていた主婦の方がいたので聞いてみた。
自転車なので、間違えて先に進んでいると、気づいて戻るのが困るということがある。
また、そんなのスマホ、グーグルマップで確認すればいい、と自分でも思うのだが、リュックに入れてあるスマホを取り出すのが面倒くさい、充電減るし、ということで、よほど困らないとスマホで確認などせずに行くのが私のスタイルである。
地元の人に聞いてみると、聞くまでもなかったかあ、と思うこともしばしばなのだが、地元住民の感じとか、グーグルマップにない『なるほど情報』が得られることがある、と思ってもいるのである。
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こんな看板が残る道沿いを行きました。
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ということで、こっちが宇津ノ谷峠、国道1号線じゃなかろか? という方面に入っていった。
そのあたりの景色を目にすると、このあたりはその昔バイクで来たことがあるなあ、と当時のことが思い出されてきた。
というものの、その頃は、宇津ノ谷峠だなんてことは意識せず、静岡県を行くのにこっちの道だろう、という見当付で通っていったのである。
今はユーチューブ、グーグルマップ、ブログやら何やらで、ホント便利になったっものだと思う。
そして、道の駅でサンドイッチを買って食べて、汗をたくさんかいていたし暑かったので、ポカリスエットなんか自販機で買って飲んで、少し休憩をした。
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道の駅横の自販機コーナーでパシャリ。 |
きれいな道の駅で、冷房が効いた情報館ってところもあったのだが、食べ物について言うと、峠を越した、静岡側にも道の駅があって、そこに入ることはなかったが、ユーチューブで見ると、そっちのほうが食堂があって、定食なんかもあるみたいで、そっちで食べればよかったなあ、と少し後悔した。
とは言え、お腹は空いていたのだった。
焼津についたのが正午前で、そこから一時間もかからなかったと思うが、なんとか宇津ノ谷峠の手前まで来た。
藤枝側の道の駅は、このあと広い道の向こうで目にした道の駅より小さかったが、きれいで、駐車場があり、休んでいくクルマの数は結構あった。
この道の駅が目に飛び込んでくる前に、明治のトンネルへ行く道があって、明治のトンネルは全面通行止めの看板が立っていた。
他に、大正のトンネルだとか、蔦の小道のハイキングコースだとか、入り組んでいて、案内している看板図面を見ても、細かいところまでパッと理解できそうになかった。
よくわからなかったし、せっかくここまで来たのだから、明治のトンネルに行ってみることにした。
道の駅から先に進んだ。
こっちに明治のトンネルがあるみたい、ということで向かったのだが、昭和、平成のトンネルの前出て、そのトンネルの藤枝方面から見て右側のトンネルの右端に歩行者や自転車が通ることができる歩道があった。
ここを行くのがいわかりやすいのかもしれなかったが、今回ここまで来たのだから、と明治のトンネルを、その太い道にかかる陸橋を超えて渡って、ああ、こんなところにあったのか、と見つけることができた明治のトンネルへの入り道に行くことになった。
山の斜面、トンネル横の山の斜面を登っていくことになった。
これは、自転車で登れる道じゃないだろう、という道で、階段も続いたのだが、自転車が軽いので、持ち上げて登っていった。
その後気がついたのだが、やはり道の駅から、道を前に,静岡側に進むのではなく、戻って、こっちが明治のトンネル全面通行止め看板があるところから来れば、そんな山中ハイキングコースを進まなくても良かったみたいだった。
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行ったらなんと通行止め。 なんてこったい、なことになりました。 |
カメラがボロいオールドコンデジのため、
文字がうまく写りませんでした。
で、トンネル入口まで来ると、やはり全面通行止め。
JRの休日フリーきっぷを買って折りたたみ自転車輪行でここまでやってきてこれである。
迂回路を探してみると、この入り口横の山を登って、その先行き止まりで、戻るしかないことになった。
全面通行止めを無視して明治のトンネルを通って静岡側に出た、なんて書けないので、戻って、静岡側に出たのだった。
これなら、大正のトンネルを行けばよかったのではないだろうか?
が、それにしても、このあたりのそれらの道への入り方がわかりにくすぎる。
クルマで来て、ちょっと登ってみようか? とかクルマなどなら道を間違えて戻っても燃料を使うくらいのことで済むが、自転車で坂道を行ったり来たりはしんどそうだった。
先の集落は、いい感じで、去年の夏中山道の奈良井宿に出かけたときのことを思い出した。
中山道の宿場町よりもこじんまりとしている。
途中とろろそばやなのかなあ? あたりに止まっている車の数が多くて、通行困難みたいなことにもなっていて、クルマでホイット入ってこられるところはやはり落ち着かない。
京都の清水寺あたりとか、その奈良井宿にしても、クルマで入っていけないところだからこそ人が集まるのではなかろか? ということを強く思いながら宿場を過ぎた。
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大崩海岸と宇津ノ谷峠だけでなく、上に、山間部に上がれば、 山中を横切る道が出てくる。 クルマでもめんどくさそうなコースだが、険しい道じゃなく、 ちゃんと舗装路で、トンネルはないし、交通量は多くないので、 夜にならなければのんきに行けるのは間違いない。 |
今回、観光のことでなく、道のことで、ここにきたので続けるが、静岡県を東西に行くルートは、山間部の方に行けば増えるのである。
以前、静岡県の山の方から静岡県を抜けてみよう、とバイクで走ったことがあった。
今回そのことも思い出した。
バイクやクルマならそれもらくらくかなあ? という気がしないでもないが、先を急ぐ移動じゃなければ、宇津ノ谷遠下の上の方の道を行っても東西に抜けていける。
歩きやエンジンがついていない乗り物に乗ったり引いたりしての移動は大変だろうけれど、のんきに行きたければ、それもいいんじゃないかと思います。
宇津ノ谷峠あたりは難所だなあ、って感想でした。
何度かこのブログに静岡園を東西に超えていくルートについて書きましたが、これらの記事がどなたかの参考になりましたら幸いです。
いい旅を(笑)。
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静岡側からだと、ここが丸子宿の入口ってところでパンを食べて休憩しました。 帰りはJR静岡駅から電車で。 |