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sports saddle って文字がついてるくらいのスポーツサドルなのだ。 値段の安さと、見た目、クッション性強調のセールスコピーで結構売れると思う。 |
スポーツバイク乗りはじめの頃は、やっぱりクッション性を必要としたのである
ふかふかクッション性強調な自転車サドルについて
アマゾンバインで入手した自転車サドルのレヴューをしないといけなかった。
スポーツバイク用のサドルで、ふかふかとクッション性を意識してしまうサドルで、1000円を切る(一円だが)値段で、見た目は、スポーツバイクっぽい。
今となっては、自転車サドルにクッション性を求めないでもというか、そんなものなくていいくらいの頭になっているのだが、クロスバイクなんかに乗り始めた頃は、サドルはクッション性が高い方がいいに決まってるじゃないか、ということになっていた。
それは、まだ、スポーツタイプの重心の置き方みたいなことがわかっていない頃の話で、今思うとそれも仕方ないなあ、ということだった。
なので、このサドルは、安いし、それでいてスポーツバイクのサドルっぽい見た目なので、その頃の私同様、スポーツバイクに乗り始めたばかりの人は、体重は、サドル、ハンドル、ペダルに分けて乗っていくものなのだ、と言われたってわからないのである。
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見た目悪くないっス。 |
つい数週間前、イオンの駐輪場に自転車を入れて止めようとしていたら、そこにいたローカルな感じのおっさんに、こんなサドルでおしりがいたくならないのか? ということを言われた。
その時は、アマゾン購入こんな走らない自転車にこのサドルは大げさかも、という思いで使っていたメッシュサドル380円をつけていたのだった。
これはやはり不思議だろうなあ、と思った。
そのローカルなおっさんは電動自転車で来ていた。
そういうママチャリ的な乗車姿勢の自転車だと、ズドンと体重がサドルに乗ることになる。
その昔、ママチャリで東京まで行ったことがある。
すごくよく走るママチャリだったのだが、そんなロングツーリングに使うと、おしりの皮がめくれてしまうくらいおしりが痛くなった。
体重をサドルにドン ! とかけて乗り続けることになるからである。
そのときはまだパソコンなんて一般的じゃなかったし、もちろんもってなかったので、そういうことが分からなかったのである。
イオンで聞いてきたおっさんには、痛くないんですよ、と説明をしておいた。
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このサドルを付けての全体図。 シートポストは高めです。
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ママチャリなんかに乗り続けていた人が、スポーツタイプの自転車に乗り換えたとき、まだ、サドルはふかふかの方がいい、って頭になっている人は多いと思う。
そんな人に、このサドルはいいんじゃないかと思う。
ほぼクッション性なんか感じられないプラスチックのサドルのがいいんだぞ、って言ったって、信じてもらえないだろうし、頭がサドルにクッション性は必要ということになっているのだから、こういうサドルでいいのである。
レビューのために取り付けて、そのまま乗り続けていこうか、と思っていたのだが、どうもお尻と合わないので、今またプラスチックサドルに戻して乗っている。
その、ふかふかサドルは、倒れたりして傷がついて中身が見えたりするようになると、乗る気が失せてくるということも付け加えておかないといけないだろう。
いつかはブルックスの革サドル、なんてことも思うのだが、安いプラスチックサドルが結構お気に入りである。