『自転車乗るお』

『自転車乗るお』
google play 無料アプリ FlipaClip で使用したひとコマ『自転車乗るお』から

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2020年11月20日金曜日

この日の中で、一番わかりやすい駅だった『森町病院前駅』

 



ホームで撮った写真。
新しい駅で、こんなに新しくてと言うか、癖がないというか、な駅でいいんだろうか?
と思ったが、新しくて普通っぽいので、天竜浜名湖鉄道線駅としては
逆に個性的だとする見方もできるかも。





















病院前とついているのだから、わかりにくかったら病院にも行けないからな、と思う駅だった
2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』32


















『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』、この企画でめぐる最終日8月11日。

この日の中で一番わかりやすい駅がこの『森町病院前駅』だった。

なるほど、駅のホームの向きから言うと裏手が病院の駐車場で、すぐのところにあるのが病院のようだった。

駅の近くには、処方箋を持っていくと受け取ることができるようになっているような薬局も目に入った。

ここまでのことを思うと、こんなにわかりやすくてよかったんだろうか? という気持ちにさえなった。

無人駅で、ホームに待合室があって、確かホームに丸くて普通な時計が付いていたような覚えがある。

駅も、これまで見てきた中で、一番新しい。

新興住宅地の新しい私鉄電車の小ぶりな駅ホームと言う感じだった。

ホームだけで、駅舎はない。












グーグルマップなどでこの記事を書くために確認しているのだが、浜名湖沿いの国道362号線を来て、それが天竜川を超えて、『上野部駅』を過ぎたところから国道40号線に変わり、国道40号線をずっと走ってきていれば、道に迷うことなくと言うか、駅から大きく外れることはなかったので、『遠江一宮駅』にも難なくたどり着けただろうし、『円田駅』、ここまで時間のロスもなくこれるようになっていたんだなあ、と2年後の今になって、地図で確認して思う。

森町のあたりというのは、森町までいってしまえば、なんとなくわかりそうな気がするが、そこにいくまでの土地勘はなくて、いまならスマホがあるが、なくて行くと、ちょっとつかみにくい。

あっちが山があるから北だろう、くらいの感じである。









また、このときから2年後になると、森町スマートインターチェンジという新東名のインターチェンジができているのが地図でわかる。

そのせいもあってだろうけれど、森町関係の web ページを見ても、なんだか観光に力入れてるなあ、なんてことが伝わってくる。

ワタシの興味としては、どこがどう小京都なんだろう? ということになるのだが、機会があれば森町にまた行ってみたいと思っている。

おたべの森町版とか売ってたりするかもしれない。














ホームに入ってどんなふうになってるんだろう? と見ていたら電車が来た。
写真を撮るのもそこそこに駅を離れた。
時間をかなり使ってここまで来ていたので、先を急いだ。











つづく。













2020年11月19日木曜日

どこにあるのかもちっともわからなかった『円田駅』

 


ホームの駅案内板。
駅がある前の道から、ここに駅があるなんて思えなかった。



















一度近くまで行ったのだがその手前でこっちじゃないだろう、と引き返してまた戻って見つけたのだった、ひい、疲れた
2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』31



















前回の記事で、『遠江一宮駅』に行く予定はなかったのだが、『円田駅』への行き方がわからなくてまた『遠江一宮駅』に戻って最終日をスタートさせた、ということを書いた。

どう考えたのか、と言うと、この地図を見てほしい。














グーグルマイマップ(自分用の地図が作れて便利)の地図。
『遠江一宮駅』から先は山っぽかったので、山を迂回したら、
『円田駅』が見つからなかった、ってことである。




















『遠江一宮駅』から東は山っぽいので、線路は山を避けて東に伸びてるはずだ、と8/4『遠江一宮駅』に行ったときにアタリをつけたのだが、それが見事に外れていたのだった。

『遠江一宮駅』から先は、山間部をすすんでいたのだった。

山間部と行っても険しく高い岩山にトンネルを掘って、スイスイの高原列車みたいな高低差があるところをすすむということではないみたいだったけれど、そうかあ、そっちにすすんでたかあ、と『遠江一宮駅』から線路を追うように自転車で行くしかない。

それで間違いなかろう。

ということになるまでに、かなりの時間を食っていた。

線路を追うしかないのである。

『裸の大将』のことが思い出された。

あのひとは、無駄なく駅と駅をすすんでいったお手本だろう。

が、である。

山下清画伯のように線路の上をすすんでいくというわけにはこの時代行かない。

おむすびだって持っていないのである。

あ、ここ、どうなってんだろ、線路から離れちゃうなあ、なんてところがあって、途中でまた線路を見失ってしまった。

しかし、東はこっちだしとかなんとかで、多分この辺にまた線路が現れるんじゃないだろうか? 

なんてところを行き、その先に『円田駅』がある手前100メートルのところまで来て、まさかこの先に駅はないよなあ、なんて思ってしまったものだから、その地点からまた見当違いの方向に進んで駅はない、線路もないので、やっぱりあっちだろう、とさっきの地点まで戻ってきたものの、やはりこのあたりに駅はないだろう、と思ったのだが念の為、たまたまとことこ歩いていた土地のひとに訊ねたら、この先だ、ということで、ああ、そこからちょっとすすんだら、線路があるじゃないか、なーんだ、ということでわかったのが『円田駅』だったのである。











これは Apple の地図。
航空写真。
赤いピンが刺さっているところが『円田駅』。
左に青く小さいが駅のマークがあるのが『遠江一宮駅』。
地図で見ればなんてことはないが、地図無しで土地勘もなく
『円田駅』を見つけるのは難しかった。














Appleの地図を出したので、もう少し書いておくが、前回『遠江一宮駅』に『因幡の白うさぎ』の像があることを書いた。

調べてみると、因幡の白うさぎの話は、出雲大社があるところの話らしい。

出雲というと島根県である。

ちっとも遠州森町と関係ないことのように思えるが、因幡の白うさぎの話で、うさぎを助けたのは大国主の命(オオクニヌシノミコト)で、その人を御祭神としているのが森町の小国神社ということらしい。

桃太郎神社が2箇所あるみたいなことと近いような話みたいである。









Appleの航空写真で見ると、『遠江一宮駅』から小国神社まで結構ある。

写真上部の、わかりにくいが、神社マークが小国神社。

小国神社には、一度か二度クルマで行ったことがある。

『遠江一宮駅』が最寄り駅だとしても、結構あるし、最寄り駅があることすら知らなかった。

















『円田駅』は、入り口もわかりにくかったし、その前の道を通っても、ここに駅があるなんて思えないようなところにあった。

ホームが前の道からよくわからないのである。

それでも、ここか、とわかって行ってみると、ホームがあり、『遠州の小京都』だとかの観光案内板があったりで、変な感心をしてしまったりした。

ホームに入っていくと、男の人が電車を待っていた。

無人駅だった。

その男の人がいるので、邪魔しないように、写真は2枚だけになった。

ザ・ローカルと言うか、ローカル感を駅を使って表現しようとしても、誰にも思いつけないような周囲との配置の駅で、その感じが見事な駅だな、すごい。

その辺りの道も、ローカル感があって、よかった。















ホーム。
前方が『遠江一宮駅』がある方向。
ホームの前は、結構山っぽかった。












つづく。














2020年11月13日金曜日

8/11 天竜浜名湖線鉄道を自転車でめぐる最終日は、『遠江一宮駅』に戻って開始

 


掛塚橋。
夏真っ盛り。
橋から下を見下ろすと、これからバーベキューでも始めるような人達が見えた。
自分としては、今日中に『掛川駅』まで自転車でめぐるぞ、という思いである。
フロントのキャリアに家から持ってきたペットボトルはくくりつけてきた。


















天気がいいのはいいのだけれど、とても暑い日で、凍らせてきたペットボトルの水は早くもお湯に変わっていた
2018 『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』30















2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』最終日、8/11。

結果そうなったので最終日と言えるのだが、めぐってみないと終わらせることができるかどうかわからない。

終わらせないと、これはこれで動画編集に時間がかかるだろう、などの思いで、結構早く家を出たのだが、森町まで自転車で行くのはなかなかの距離である。

多分、自転車で天竜浜名湖鉄道線駅をめぐる、というのは、一泊2日でやれば、すんなり行くのではないだろうか?

ただ、回るだけなら、夏の朝早く開始すれば一日で終わらせることができるかもしれない。

一日終えて、家に戻って、というやり方だったので、3日かかることになった。











まずは、と言うか、天竜川にかかる掛塚橋で休憩した。

家から3本のペットボトルに水を入れ、凍らせて持ってきたのだが、早くもお湯に変わっていて、あちーな、と言うことを橋の上で実感し、これから向かう森町方面を眺めた。

なかなか遠そうだが、森町まで行けば、あとはスイスイとめぐって終わらせることができるだろう、なーんて思っていたのだが、甘かった。











たいして地図なんか見て確認して家を出てこないものだから、この前の『遠江一宮駅』あたりから東に多分線路は伸びてて、だから、『遠江一宮駅』まで行かずに、そのへんまで北に行って、東をめざしていけばいいんじゃないか? という見当をつけていた。












その見当で、道がわからなくなるし、ちっとも線路が見えてこなかった。









2時間森町手前で行ったり来たりしていたと思う。












焦るよねえ。











仕方ない、『遠江一宮駅』まで戻って、きちんと線路を追うしかない。

ということになった。














そしてまた『遠江一宮駅』である。

ここまでで、かなりの距離なので、ここから家に戻っても、ああ、いいサイクリングだったなあ、ということになりそうだった。

また、因幡の白うさぎと対面である。












因幡の白うさぎなんだろうか ?
『遠江一宮駅』で。









ほんとにこれが因幡の白うさぎかどうか、これからパソコン修理で、パソコンで調べていられないので、そのことも次回書きます。








このときのことは Youtube 動画にまとめてありました。

ご覧下さいませ。














つづく。













2020年11月11日水曜日

遠州の小京都な森町の駅『遠江一宮駅』

 

駅正面。
駅入口横に『いなばの白うさぎ』ってことらしい人形とうさぎがある。
向かって左横は蕎麦屋さんらしい。
お客さんが居たので、駅舎に入ることもしなかった。











2回目の自転車でめぐるだったが、次の回もまたこの駅に来ることになった

2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』29










この企画の2回目、2日目は『遠江一宮駅』で終了した。

この駅名だが、駅について、ぱっと目にして、読むことができないで考え込んでしまった。

確か最初の二文字は遠州地方辺りを言う『とおとうみ』だよなあ、でもなんで次が『いちのみや』なんだろう? 遠州地方でありながら、愛知県みたいなことになってないか? という疑問が大きかったのである。

この記事を書くにあたって、天竜浜名湖鉄道ウェブサイトで調べると、



「遠江」とは、近つ淡海「琵琶湖」に対して遠つ淡海は浜名湖を指していた言葉で、一宮は小国神社に由来しています。』



となっていた。








それと、天竜浜名湖鉄道のホームページに、ちゃんと駅の説明と写真があるので、見て、これなら、夏の暑い日に自転車でなんてめぐるだなんてやらなきゃよかったかも、という気持ちになったが、自分の目で脚で、自転車で、めぐってみたい気持ちがそのときはちゃんとあったし、自分が見て、動画を作り、写真を撮って、2年経過してしまったが、こうしてブログにも記録して、ここにたどり着いた人に見てもらえればいいじゃないか、と考えを新たにすることになった。

もちろん、天竜浜名湖鉄道ウエブページのほうが詳しい情報が載っている。



天竜浜名湖鉄道ウェブページのアドレスはこちらです : https://www.tenhama.co.jp/










『遠州の小京都』というキャッチコピーが森町についていたなんて知らなかった。
びっくりしたのだった。








駅にはお客さんがいたし、駅前に何台もクルマが駐まっているのだが、ここに駐めて、この辺りの観光をしてきたような人たちが駅の横の方から歩いてきた。

ホームに立って写真を取ることはためらわれたので、写真はこの日この駅で2つ撮っただけになった。

次回最終日、この企画で自転車でめぐるときにまたこの駅に来ることになるのだが、そんなことはこのときもちろん頭になくて、このあたりを回って、どこが遠州の小京都なのか見てきたいなあ、なんて駅前でしばらく考えて、『遠江一宮駅』を後にすることにした。








もう夕暮れが近かった。

家に着くのは何時になるかなあ?

なんて思いながら、やった感を胸に、自転車を漕いで行ったのだった。

家まで遠いなあ。









出来上がりを待つ、ベルが鳴るのを待っている状況。
寿がきやスーちゃんである。











ラーメン320円也。











帰りには、浜松志都呂イオンのフードコートで寿がきやスーちゃんのラーメンを食べて行った。

さすがにお腹が空いたからなのだが、写真レシートに打たれた時刻を見ると21:14になっている。

帰り道に、若干の鹿島の花火大会に行ってきたんじゃないだろうか? と思われる交通量の多さを感じたが、それで道が混むこともなく、大した影響は自分にはなく、自転車ながら、あれだけ走ったあとなのに、かなり調子よく帰ってこられたみたいだった。






次回はこの企画の最終日、2018年8月11日の自転車めぐり最初のところからはじめます。








『上野部駅』、『豊岡駅』、『敷地駅』『遠江一宮駅』でまとめて YouTube 動画をつくりました。

御覧ください。












つづく。













2020年11月10日火曜日

ここは郵便局だろう、と思ったもののやはり駅だと判断できた『敷地駅』

 

『敷地駅』正面。
駅を意識して居たので、駅だろう、と見当がついたが、
そうでなければ絶対に郵便局にしか見えない。












郵便局裏手は駅のホームだった

2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』28










線路を追って自転車はすすんだ。

途中線路を見失うところもあって、駅がわからなくなる心配もあったが、『豊岡駅』から国道40号線を走っていた。

その道が国道40号線だったなんて、この記事を書くにあたってグーグルマップで確認して、そうわかったのだった。

走っているときは、大抵線路を追う、追いたいのに線路が見えなくなるので、ここを行くしかないな、というふうにしていた。

『豊岡駅』を過ぎて、豊岡の町を過ぎると、線路は国道40号から見えなくなったのだが、この道を行けばまた見えるだろう、という予測ですすんできた。





そして、『敷地駅』は、国道40号線から見えるところに郵便局としてあった。

郵便局なのだが、それも駅としてありえるだろう、と天竜浜名湖鉄道の駅をめぐってきて、総判断できた。

郵便局の前に、なんだかスペースが広くあるのは、郵便局としてもおかしいように思えもした。

それに、よく見ると、郵便局の後ろは線路が走っているのだった。

また、道に、『敷地駅』を示す、これも小さな看板が立っていた。

これをクルマでビューンと来ると、ここが駅だなんてわからないかもしれない。

疲れてもいて、よろよろしながらの自転車スピードなので、その看板を見つけることができたと言っていい。








後ろに出ると、この正面が郵便局の訳がない、という感じなのである。











駅は、国道40号線から横に伸びる道を入っていったところにあった。

郵便局である。

だが、駅なのだ。

郵便局だろう、な駅舎の前、入っていって向かって右側わずかなスペースが駅みたいだった。

改札を抜けて、ホームに出ると、郵便局の裏側は完全に電車のホームだった。

駅だったなあ、と実感した。








ホーム右手の風景。
遠州地方北部では柿をつくっているところが多いみたいである。









ホームに待合室はなくて、こんなベンチがあった。









ホームからはのどかな風景が広がっていた。
高架道路は第2東名。
景色的には、この高架はないほうがのどかさにはいいと思いながらしばらく眺めていた。
無人駅で、少し休憩がてら、景色を見ていた。










今日はもう、随分めぐったぞ、という充実感があったのだが、夏の日は、まだ残っていたし、この日に全部回れないとしても、次を、後一日で終わらせないといけない。

次回、駅が見つけられなくて、迷っていたりしたら、一日でこの企画を終えることはできないかもしれないな、と考えてもう一駅いってみることにした。







つづく。













2020年11月9日月曜日

フツーに、この地域の駅なんだな、って思った『豊岡駅』



駐輪場からホームを見て撮った写真。
向こう側のホームにも待合室がある。

 











このあたりは、国道40号線と並行して線路が続いていた

2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』27










この辺りは国道343号線という天竜川に沿ったような道があるのだが、そっちではなくて、天竜川から内陸部、東側に少し曲がってすすんでいく国道40号線にはいった。

豊岡の町並みやら商業圏が国道40号線に並行して見られた。

国道40号線を行く右手に、住宅の向こうに、天竜浜名湖鉄道の線路がところどころ覗いていたので、それを頼りに次の駅『豊岡駅』を探していけばいいだろう、と考えて自転車を漕いで行った。

自転車を漕ぐ少し先に、ワタシと同じように、天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐっているらしき若者がいた。

こういうときどうしたらいいんだろう? と思った。

この先、『豊岡駅』で顔を合わせたら、「いやあ、あなたもめぐってますね、天浜線の駅気になりますよね』なんて声をかけても、向こうにしたら「は?」ということだろうし、と思えた。

そちらの若者の感覚では、『天浜線駅をめぐるんじゃなくて駆けめぐるなんだけどオレは』ということになるんじゃないか? ということがまず考えられた。

そしてまた、天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐるなんてことはいくら天竜浜名湖鉄道のファンだとしても、トレンドになってはいないので、それをしているとしても恥ずかしくて、「え? ちがいますけど、そんなことしてません』と返されるかもしれない。

それほどのことではないが、気まずいのは確かなので、若者が前を自分のペースで走っていくに任せて、こちらとしてはペースを落とし、間の距離が開いていくようにすすんでいった。








すると、前を行くおニーサンは、国道40号線を右に折れ、線路沿いの道があるかどうか、わからなかったのだけれど、そんな道に入って、そこから『豊岡駅』に行くことにしたんだな、と思った。

ワタシは、まだまだ国道40号線をすすんだ。

で、この辺に駅はあるんじゃないかなあ、と判断したところで線路のほうに行こうとした。

線路のほうと言っても、国道40号線から入って、駅らしいものがありそうなところはなくて、まだまだ先に進んで、これは完全に通り過ぎてるな、と気がついて、ガソリンスタンドの人に訊ねてみよう、ということになった。

このあたりにガソリンスタンドがあってよかった、と思った。

ガソリンスタンドの人が教えてくれた細かいところは、どうもよくわからなかったのだが、来すぎてしまっていることは確かで、やっぱり、ということで戻ってみることにした。







戻っている途中に、あの若者とすれちがった。

若者は、まだ先に行くのだ。




あのおニーサンが曲がったところに『豊岡駅』はあったんだな。



この年2018年にはまだワタシはガラケーで、それでも地図が見られたが、うまく使えない場合が多いので、ガラケーを持って出てきてはなかった。

あのおニーサンはスマホにちがいない、と思った。

うーん。

スマホを持っていれば道に迷わないか、というとそうでもないということがスマホに替えてから思ったが。








天竜浜名湖鉄道の他の駅でもそうだったところがあったが、多くの人が利用する道からわかりにくいところにある駅があるのだった。

知っている人にしたら当たり前のところにあるんだろうけれど、わからない者にはわからない。

『豊岡駅』に着いて、ここは、わからないでもないだろうけれど、やはりわからないよなあ、というのが感想だった。

自転車置き場があり、一般的な駅の感じがした。

動画では、もう少し多く映っていると思うが、お客さんが何名かいたので、写真は2枚しかない。

駅舎というか待合室と言うかっぽい入り口があった。

それでも無人駅である。

電車を待っている人の姿を見ても、ここに観光に来た、って感じの人たちではなくて、フツーに、この地域の人達が利用している駅なんだな、という印象だった。








クルマの駐車場があった。
天竜浜名湖鉄道駅の駐車場ということになるのだろうけれど、
磐田市役所の文字が大きい。
ここのところも、『豊岡駅』の場所とおなじく、わかりにくい。
国道40号線からこちらに目をやっても、駅らしい建物はそんなに目に入ってこない。
この記事を書くためにグーグルマップで確認すると、
駅の隣に豊岡市商工会豊岡市所がある。
それで駐車場は磐田市が管理している、ってことになっているんだろうか。











『豊岡駅』を後にして、国道40号線を行くと、途中に『ウエルシア薬局』があった。

ペットボトルのお茶を2本買った。

2018年のこの頃、ペットボトルのお茶を飲むことにハマっていたのである。

安いお茶を2本買った。

ペットボトルのお茶は、売り物だけあって、おいしいものが多い。

おいしすぎて、なにか悪いものでもはいってやしないか、と訝りさえもしたのだが、この頃よくペットボトルのお茶を飲んでいた。





2本買ったから、帰り道でもお茶が飲めるぞ、なんて考えながら、もう一駅めぐろう、と自転車で走っていった。








つづく。













駅のすぐうしろは住宅なことに驚いた『上野部駅』



『上野部駅』の待合室。
『上野部』のプレートは国鉄時代のものではないだろうか?
こういうものが鉄オタの心をくすぐるのかもしれない。

 











この駅から磐田市に入った

2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』26










『天竜二俣駅』前の国道152号線は国道40号線に変わって、天竜川沿いに、少し南下するようにすすんで、上野部という地域の町に入るように行くと、『上野部駅』を見つけられた。

ここから磐田市である。

『奥浜名湖駅』もそうだったが、『上野部駅』は、駅の後ろがすぐ住宅なのだ。

線路も、住宅が並ぶところの後ろ側を通っていた。

こういったところを走る電車とか、こういうところにある駅も、そんなにめづらしいことではないだろう。

都市部の市電なんかで見かけることがあると思うのだが、自分の場合、こんな感じで住宅地の間に電車が通っていたりするのを、東京に行ったときにはじめて目にして、都会は大変などと思ったのだった。

なので、そういう状況は都市部にだけあるものなのではないか? と自分の中では以来そう思えることだったので、天竜浜名湖鉄道駅でこんな駅を目にして、都会だけじゃなかったのか、と少しショックだった。

せっかくなので、このせせこましい状況を写真に撮らなきゃあ、と駅の横の踏切の写真やら撮っていると、この駅にはワタシのように駅の写真なんか撮って回っているひとが先に居て、同じようにカメラを構えたりしていた。

この日は2018年の8月4日。

土曜日で、このあと、もう一名ワタシと同じように天竜浜名湖鉄道線駅をめぐっているひとが現れるのだが、この『上野部駅』にいた人は原付きスクーターで来ていた。

あとから来たひとはクロスバイクだったかで回っていた。

うーん。

やっぱり天竜浜名湖鉄道線駅は珍しいのかなあ? なんて思った。














駅のすぐ横の踏切。









踏切から駅ホームに入るところにこんなものがあった。
これは駅を示すものなんだろうか?









ホームにあった前後の駅を表す看板。
よく分かる。
イラストと書体が相当昭和テイストである。
こういうものも鉄オタにはたまらないのかもしれない。
そこのところはよくわからないんだけれど。











無人駅で、駅舎はなかった。

線路と並行して住宅やら、この町のお店が少し続いていた。

自分の場合、駅も興味があってこんなことをしたのだが、駅を含めたその地域とか町とか景色とか目にしたり、どんなところか理解を深めたりするのが好きみたいである。

こんなことをしなければ、このあたりに来ることはなかったと思う。

『上野部駅』に来たのもはじめてだった。









つづく。