『自転車乗るお』

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2018年3月22日木曜日

浜松市動物園・写生大会を楽しもう、その3 描きはじめて(多分)わかることと賞をもらえるかもないい絵とは?




浜松市動物園・写生大会を楽しもう、その3 

描きはじめて(多分)わかることと賞をもらえるかもないい絵とは ?



描きはじめて (多分)わかること

描く動物を決めるのは、ただ好きだからでも、描きやすそうだったからでも、園内を歩いていてピンと来たから、めにとまったから、でもなんでもいいと思う.

また、あまり動物から離れなければ、園内で目についた、描きたいものならなんでもいいようにも思う。

私の場合、はじめて浜松市動物園の写生大会に参加して描いたのは、象がいる右側から見た、写生大会で絵を描く人や、ベンチや、木々、チンパンジーのゴミ箱を含めた風景だった。

そうやって見えるその日、その場の有様がおもしろいと感じて描いてみようと思った。

写真で言うと広角で撮って、象も見えた、みたいな場所の風景で、それで入選したことを覚えている。

それでもまあ、動物園に来て動物を描いてくれないと、動物園としては、寂しいんじゃないだろうか ?



動物を描こう。



何でもありだとは思うけれど、動物園の主役は動物に違いない。



そんなこと、言われなくても、とにかく動物を描いてみよう、と多くの人はなると思うが、動物によっては、なにこれ? と動物を見てびっくりすることがあるかもしれない。

どんな動物でも、マンガ的に描くこともできるだろうけれど、え? なにこれ、とあらためてその動物と対面すると少なからずびっくりする場合があると思う。

それは、動物の目の形、骨格の形、など思ってもみなかった形の動物がいるからである。

こんなふうになってたんだあ、みたいな気づき。

そんなところも大切かも。

そこのところがつかめていないと、その動物らしさがでないことになる場合があるだろうし、思ってもみなかった形に気づいて、それが絵を描く動機になることだってある気がする。



正直に言えば、私のなかでは、どう描こうが、その人の勝手だと思う。

細かく見て、写実的に描くことが絶対で、その動物がその動物らしく見えないといけないということも私のなかではないのだが、首の短いキリンを描いて、これが私が思う、私の内面が捉えたキリンです、もありだと思うが、それならそれで、なぜあなたのなかでは首の短いキリンでなくてはなかったのか? みたいなことも含めて、見る人にわかってもらえる絵を描かないといけないことになるんじゃないだろうか ?  ということになりはしないだろうか?

首が短いキリンを描いて、それが形としてはキリンと違うけれど、キリンに見える、キリンだよねこれ、という絵があって、見る人の感動を呼ぶ絵だってあるのかもしれないので、絶対的には言えないが、多くの人が、その動物を絵で表現する場合、その動物が、その動物らしく見えたほうがいいだろうから、よく見て描くことは大切で、動物の、思っても見なかった形に気づくことって大切なんじゃない? って思うのである。

もちろん、動物を見て、その動きにこころ動いた、そこのところを描こう、細かいところよりもその動きを書きたいんだ、描いたらこんなになっちゃった、というアバウトな絵がひとの感動を誘うことだってある。


そのひとなりの絵のスタイル、描き方、ってあると思うけれど浜松市動物園の写生大会の参加してみて、動物を描こうとして、はじめてだったり、あらためて気づくこと、ってあると思う。

写実的な絵ばかりが絵じゃないという思いはあるし、色々な描き方があると思う。形のことばかりでもないだろうけれど、動物を見て、気づいたりしたことがここで絵を描く動機になることがあると思う。







賞をもらえるかもないい絵とは ?


私の場合、OO美大卒とかで、絵をみっちり学んでだとか、画家を志して、フランスに行ってました、明日からはニューヨークで個展のため、アメリカに行かなければいけません、というようなことはありません。

たまたま浜松市動物園写生大会によく参加している立場でこんなことをこのブログに書いているだけです。

ですので、こうしたらいい絵が描ける、賞が取れるとか、言うことはありません。

また、肩書がどうであれ、そういうことを言い切るひとの言うことをやすやすと聞けるものだろうか? というスタンスで小さい頃からいるので、浜松市動物園写生大会に参加して、いい一日になれば、みたいなことを書こうと思います。

賞が欲しいなあ、と思って行き始めた経緯はありますが、賞って、オマケみたいなものだと捉えています。

でもまあ、賞をいただくって、評価されたということなので、もちろん嬉しいですし、ありがたいことで、絵を描くことの励みになります。

こういうタイプの絵を描くと賞に結びつきやすいかも、みたいなことは思いますが、そんなことを言って、実行した人がそうして、賞をとれるものでもないなあ、とも思うので書きません。

動物と自分、間に絵を描くってことを置いて、その日がいい一日になればなあ、って思います。

ですので、そこで絵を描くこととしっかり向き合えば、それがいい絵になるのでは? と思います。



その日、その時の空気感、自分の気持やらまで伝えられるような絵。



美術大学受験のために、こういうことをすればいいとかあるみたいですけれど、浜松市動物園写生大会って、そういうハードルをクリアするためのものでもないでしょう。

動物を見て、いつもと違う一日がそこで過ごせて、絵を描く日ができて、絵を描くことが好きで動物が好きなひとならなおさら、浜松市動物園写生大会がいいイベントになるのではないでしょうか?

浜松市動物園写生大会を楽しむことのほうが賞をとるぞ、って意気込んでのぞむことよりも大切な気がします。

それで賞を取れなかった場合、がっくり来ますから。



でもまあ、私が感じる審査傾向みたいなことを言うと、一般的で広く通用する評価基準のような印象があります。

とんでもないような絵ばかり評価されるとか、あるタイプの絵ばかりだとか、ある画材で書いたものばかりいいとされる、というようなことはないと思います。


以前、写生大会で、近くにいた人に話しかけられ、その人が連れてきていたお子さんも絵を描いていたので、見せてもらったのですが、こんな絵でした。





しろくまの絵でした。

こんな描き方ができるのはすごい !  と関心したのですが、すごすぎたのか、この絵は賞を取ることはなかったようです。

描きたいように描けばいいというのが大正解でしょう。

私も最近、アニメとかオタクとか的な絵が世界的に評価されてきてもいますし、もともとマンガは好きなので、そんな絵を描くのもいいなあ、なんて思うことがあります。

3回に分けて、浜松市動物園写生大会に関して書きました。

読まれた方の、何かの参考になることがあれば、幸いです。




絵を描く機会を与えてくれる浜松市動物園写生大会には感謝しています。



賞をとることはなかった、猿の絵。
このときは、水彩画を描こう、ということを技術的なテーマとして描きました。
2015年秋。



と、今回で終わりかと思ったら、まだつづく。
浜松市動物園・写生大会を楽しもう、その4
忘れちゃいけないタイトル(題名)決めと園内マップにさらにつづく。


浜松市動物園ホームペジ :   http://www.hamazoo.net/

2018年3月19日月曜日

浜松市動物園・写生大会を楽しもう、 その2 前回補足と描き始める前に頭にあったほうがいいこと



ミーアキャット舎で
Nikon coolpix s32










浜松市動物園・写生大会を楽しもう

その2 : 前回補足と描き始める前に頭にあったほうがいいこと














前回補足 







前回補足です。

浜松市動物園までの交通アクセス:これは、クルマかバスが多いのでは、と思われます。

駐車料金 : 普通車は(一日)200円。大型バス、無料と浜松市動物園のホームページにあります。バイク、自転車は無料になると思います。

私の場合、浜名湖沿いの村櫛から舘山寺までつづく、自転車道を自転車で行くことがほとんどです。

自転車は、駐車場の駐輪スペースにいれておきます。










レッサーパンダですね。人気があります。











描き始める前に頭にあったほうがいいと思われること






オレはいつだっていきあたりばったりだぜ、それでなんとかなるものさ、それでこれまでやってこれたからなあ、とか写生大会なんて慣れたものさ、ヘヘヘイ、という感じの方に何か言う気はありません。

私の場合も、まあ、行けばなんとかなるだろう的な考え方をするタイプです。


それでも、おせっかい的にアドバイスを出してみましょう。











前回も書きましたが、動物園に入るのは、早いほうがいいです。

動物が活動的なこともありますが、描きたい動物を決めるのに、ここは人が多いからやめよう、と考えなくていいからです。

早く入っておけば、どの動物を描こうか、と決めるのに、多少手間取っても良い場所を取って、描き始められる可能性は高いですし、描く時間も余裕ができます。

落ち着いて描くことができる場所を取れればしめたものだと思います。

じゃあ、どんなところが落ち着いて描くことができる場所かは、その動物舎によってちがいますが、あとからあとから動物を見に来る人はやってきます。

その流れから外れたところがいいんじゃないかと思われます。

うーん。

人によっては、周囲のこととかほとんど気にならないという方もいらっしゃるかと思われますが、私の場合だと、まずは、よく動物を観察するのですが、描く場所は、動物の前じゃなくても構いません。

離れたところのほうが落ち着いて描くことが出来ます。

しかし、ちょくちょくとどんな目をしていたかとか、毛の色とか、書こうとするものの細かい所を確認のため見に行きます。

ですから、離れすぎず落ち着いていられるところが理想です。


また、自分が描いているところから、どこに手洗い場があるか、またはトイレがあるか、のチェックも必要ではないでしょうか?

絵の具を使うなら、手洗い場で、水を貰わなければいけないでしょうし、トイレにも行くでしょうから。


持ち物として、画板、絵を描く道具以外に、レジャーシートみたいなものも人によっては必要かもしれません。

私はそれは使いません。









そして、忘れてはいけないものは、お昼ごはんのことです。

園内に売店もありますが、大抵は、お弁当など持ってくるのではないでしょうか?

描く場所のこととも関係しますが、描いている場所が落ち着いて食べられる場所なら言うことはないでしょう。












ほかの持ち物として、デジカメ (スマホ)を推します。描こうとする動物の写真を撮って、描くのもいいかもしれません。

また、いきなり画用紙に描きはじめて、あわわわ、なんてこったい、失敗しちまったぜ、こりゃあ、もうダメだ、ということになるのは、よくあることです。

私の場合、それで、あと必死になって消しゴムをかけてたとか、ししかたないなあ、このまま行こう、となったこともあるので、画用紙に書く前に、メモ用紙を持っていって、そこに書いてみて、どう描けばいいかなあ、としばし考えるのもいいのでは、と思われます。










どんな絵を描けばいいのか、ほかに写生大会で起こりそうなこと、注意点などを次回書きたいと思います。










浜松市動物園・写生大会を楽しもう

その3につづく

浜松市動物園ホームページ :  http://www.hamazoo.net/





















2018年3月16日金曜日

浜松市動物園・写生大会を楽しもう その1:基本情報

ロバ。
ロバは、ピノキオの本を読んでいるので、そんな観点からかなり気になる動物だ。
寂しそうな顔が気になる。

浜松市動物園・写生大会を楽しもう

その1:基本情報



浜松市動物園・写生大会に関したことを書こうと考えたら、幾つかの項目別に分けたほうがいいだろう、ということになって、なんだかまとめサイト的な書き方になりそうなのだが、それでやってみることになりました。

浜松市動物園・写生大会に関心を持っている方のお役に立てればなあ、と思います。



浜松市動物園の写生大会はいつあるのか ?

春と秋。

春は4月に。

秋は11月に。

ちなみに2018年は、4月14・15・21・22日の土日を予定しているようです。*浜松市動物園のホームページでの確認をお願いします。浜松市動物園ホームページ : http://www.hamazoo.net/



浜松市動物園の開演時間は? など

開園時間は 9:00 ~ 16:30。
16:00までの入園時間のようですが、写生大会参加の場合、絵を描く事になりますから、早めに入園されることがもちろん望ましいです。

また、動物が活動的なのは、早い時間と夕暮れ時みたいですので、動物の絵を描く場合、9:00 - 10:00くらいの早い時間に入園されたほうが、色々な動き、行動を見られる可能性が高いと考えられます(動物にもよりますが)。

早く入れば、気持ちに余裕も生まれますし、どの動物を描くか、見て回って決める事もできます。

自分が描きやすそうな場所を選ぶことも出来ます。

絵が完成したら、いろんな動物を見て回ることも出来ます。

余裕でゆっくりとお弁当などを食べることも出来ます

早く入るといいことがいっぱいです。



持ち物は?

絵を描く道具は自分で持ち込まないといけません。

以前に動物園門の前で画材を売っているのを見かけたことがありますが、近年そういうことはなくなったようです。

画材はなんでもかまわないようです。

一般的には、鉛筆、クレヨン、水彩絵の具でしょうか ?

私はアクリル絵の具を持って行って描いたことがあります。

あんまり特殊な、私でも想像がつかない物を使う場合、職員に聞いて、使えるものなのかどうか、確かめることが懸命でしょう。

水彩絵の具用の水は、トイレや手洗い場などで使わさせてもらえます。


忘れてはいけないのが、画板でしょう。

私は、ダンボールを画用紙サイズに切った物をさらに半分に折り曲げて持ち運べる、オリジナル画板を持って行っています。

画板のサイズは、渡される画用紙は、四ツ切りサイズより少し大きいです。

そのサイズに対応できる画板を持っていきましょう。

画板がなくても描けないこともないですが、あったほうがいいことは間違いないでしょう。


ほか、絵を描くのにあればいいと思われるものは、人にも寄るでしょうけれど、デジカメ、あるいはケータイ・スマホのカメラでしょうか ?  写真を撮って、参考にすると描きやすいと思います。



入園料は?

大人410円。

中学生以下・満70歳以上・障害者(療育手帳をお持ちの方)と介護者1名・サポーター会員は無料。

820円で年間フリーパスも買えます。



参加資格と当日の流れは?

年齢的なことで言うと、年齢制限はないようです。

大人は一般枠で参加できるようです。

住んでいるところも関係ないのでは? と思います。

流れで言いますと、入園して、入った先のところで、参加の旨を伝えて画用紙をもらいます。

画用紙の裏に名前と住所を書くところがあって、その場で記入します。

住所が問題になって参加できなかった、ということを聞いたことがありませんし、そこのところを強く確かめられる、ということもこれまでなかったです。

で、画用紙を手に、動物を描いて、閉館までに(昆虫館2階かなあ? 指定された提出先に)提出。

参加記念品をいただいて、写生大会は終了です。


入賞の場合、封筒で、通知が届きます。


というのが、基本的な情報です。
(浜松市動物園ホームページでもご確認ください)。

次回は、私なりの勝手なアドバイスを書きたいと思っています。

お楽しみにしてください。



ゆず湯に入るカピバラ





2018年3月15日木曜日

浜松市動物園写生大会に参加する私、その理由など


私が浜松市動物園写生大会に参加する理由
賞もいただいたりするが、それはオマケみたいなもの



2017年秋に浜松市動物園、秋の写生大会に参加して、静岡新聞社静岡放送賞をいただいた。

この賞をいただくのは二度目だった。

浜松市動物園写生大会に参加し始めてから、ある程度の年が過ぎていった。

参加しよう、と思ったのは、賞を取ると飾ってもらえる、見てもらえる、という気持ちがまずあった。

絵を描く、何か作品をつくって展示して見てもらう、というのはなかなかお金がかかることだ、と思って考えていた所に浜松市動物園の写生大会なんてものを見つけたので、行ってみよう、ということになった。

一般も参加できるのがこの写生大会のいいところだと思う。

ほかの写生大会に参加したことはないので、ほかがどうなのかわからない。

それでも、写生大会に行くと、カップルなのかなあ? そんな二人を見かけたり、親子で描いてたりするような人を見つけたりする。

参加し始めた頃は、賞を取らないと飾ってもらえないので、どうしたらいい絵が描けるか、なかなか現場で四苦八苦していた。

はじめての参加は、どんな感じで臨めばいいのかわからなかったので、まあ、描いた、みたいな感じだったのだが、賞をいただくことができた。

それから、2年後か、3年後かに、静岡新聞静岡放送賞をいただいたんじゃなかったかと思う。

それまで、毎回何か賞をいただくことができていたと思う。

その後、賞を取るための絵を描くなんておもしろくないなあ、と考えは変わっていった。

こういう絵が賞を取りやすいんじゃないか、ということに気づいた感じになっていたからだと思う。

自分がやりたいことは、そういうことじゃないなあ、と思い直していた。

それでも用事が重なったリしなければ、浜松市動物園の写生大会は参加した。

自分としては、描きに行って、なにが描けるかわからない、どんな絵になるかわからない、ということと、そこで一日絵を描くことができる楽しさで出かけて行った。

自分が絵を描くことが好きだとしても、どうも、景色がいい所に絵の道具を持って行って、描く、とかできそうにないこともある。

写生大会なら、そこで、多くの人に混ざって、描いてていいという許しをもらってる感がある。

そこで絵を描ける、ってありがたいことだ。

動物は嫌いじゃないし。

紙は支給される、参加賞で、何かもらえたりもする。




せっかくなので、昨年表彰式でいろいろいただいたときの写真も載せておく。



YouTube 動画のチャンネル運営をしている。

そちらで、絵の描き方みたいな動画をつくって欲しいというリクエストがあった。

その動画をつくるつもりでいるので、ここに浜松市動物園写生大会のことを書いたし、もう少しつづけて、写生大会のことを書こうと思う。

もしかしたら、絵を描きたい人のためになるかもしれないし。








2018年3月12日月曜日

3/11豊橋 AVANTI 東北大震災チャリティーライブ


豊橋 AVANTI 東北大震災チャリティーライブ
このライブ・イベントの楽しさを伝えたい



3/11 は豊橋 AVANTI 東北大震災チャリティーライブ。

出演するのだった。

昨日までにこの日予定のパソコン作業を終えて、家で、ギターを弾いてうたっていたが、どうも気分が入らない。

自分にとって、人前で演奏してうたうというのは、相変わらず特別なことだ。

一人二役ということもある。

ギターを弾くだけならそれほどのことはないと思っているのだが、自分のギターでうたってくれる人はいないので、歌うことにした。

最近いいなあ、と思っている B.B.KING のライブ CDと愛聴している花田裕之さんの『流路謝客』という CD を聴いたりしていたが、予定よりも早めに出て、浜に行ってうたってみようか、と考えた。



浜辺でうたった。
声出しのいい練習になった。
ギターは、高価なものではないが、古さが気にかかる YAMAHA FG.




家の中から見えた空はいい天気で、春っぽかった。

これまでのことを思うと風はそれほど強くなかったが、やはり浜、海辺なので、風はこの時期ある。

なかなか寒い。

30分くらいうたった。

声を出した。

浜の堤防も兼ねるところの外れでうたっていたのだが、波打ち際や浜に遊びに来ていた親子連れ二組が、交互に移動を兼ねて、あのひとはなにをやっているんだろう? 的な感じで浜から前に来て、去って行った。

浜でうたうという案はなかなかよかった。

家の中で遠慮して声を出しているとそのくせがついてしまう。

大きな声を出せて、気持ちよかった。

去年ギタレレを購入して、2回、浜で、違う場所でうたったことがあるが、うたわないといけない、という切実な思いはそのときなくて、のん気な感じだったり、浜辺で一人ロックンロール曲をやって、この感じがこの浜に合うだろうか? とか考えてしまい、浜でうたうことはなくなった。

また、浜の潮風がギターに与える影響というものもあるだろう、とか思ったのだった。

しかし今回浜でうたってみて、こりゃあいいなあ、という手応えを感じた。

またやろう。

安いギターも、ギタレレも、こういう場所で使えるじゃないか、真冬の風の強い時期は無理でも、機会を見つけてうたいに来よう、ということにして、AVANTI に向かうことにした。

自分的には、まずまずの調整ができた感じなのだ。




このチャリティーライブは去年も出演させていただいた。

今回行ってみると、早くから多くの人が店にきていて、あれ? こんな感じだったっけ?  と昨年と違う感じに少しとまどった。去年は学生さんたちが多く来ていて、今年とは空気感が違っていた。さすがに、店は愛知県だけあって、東三河地方のひとが多く集まってきているようだった。

お店は、なかなか満員状態になっていった。

店長さんのはじめの出演者紹介で名前を呼ばれなかったので、これは、帰ったほうがいいのかな、という気になったが、聞いてみてOKだったので、気を取り直して、控室で声を出したりして、ステージにのぞんだ。

順番で言うと3番目。

あーって、あわあわしちゃったのだが、手拍子をいただいたり、くついてきてるなあ、みたいな、音楽というよりお笑い演者的な手応えを覚えつつ、曲を終えた。

私おはらの音楽活動名『崖から飛び降りる』この日はオリジナル4曲。


  1. Candy store beach
  2. オレは猫さんニャー
  3. ハニーなおまえと
  4. 潮風吹きつけるまちで




大震災にあった地域のことを伝える写真集とともに、募金箱が設置されていて、多くの人がお金を入れていた。






チャリティーライブは進んでいった。

自分の番が終わって、観客になりきると、この出演者たちは高レベルで、楽しい時間をつくり出せていた。学園祭的なテイストを感じつつも、インディーズ・アーティスト大集合で、その昔深夜のTV番組であった、『イカ天~イカすバンド天国』に通じるものがあったと思う。

演奏もうまかった。

うまさに感動することは当たり前なのだが、今回このひとは、と一番に思ったのは、ディズニーのプリンセスアニメ曲をうたう女性で、衣装も髪もコスプレしてて、これは新しい! と食いついてしまった。

もちろんそのひとだけではない。いいものを見られた感は、最後まで続いた。

ここで、こんな盛り上がりもあって、楽しめるイベントが見られたのはラッキーだった。
このチャリティーライブに自分も出演できたのは驚きだとも思った。



お客さんたちも楽しめたと思う。



東北大震災のことは、ここ数日のラジオなどで耳にしたこと、Web で目にしたことで、あいかわらず壮絶なことばかり思い起こすことになっていた。

ライブ前に浜辺でうたって来たのだが、以前バイトした職場に東北から移ってきていた方がいて、海はもう見たくない、と話してくれたことがこころに残っている。


カルボナーラ・スパゲッテイ。
500円。
この店は、ドリンクも食事も500円でいろいろ頼むことができる。


イベント終了後に、カルボナーラ・スパゲッティを食べて帰った。

終了後も多くの人が店に残って楽しそうに話したりしていた。

AVANTI 店長から説明があって、この日のチャリティーのお金は,「MY LIFE IS MY MESSAGE」を通て義援金として使われるということだった。

お客さんの料金にもチャリティー料金が含まれていた。


豊橋 AVANTI 東北大震災チャリティーライブ、来年も楽しみにしたい。

このイベントに、できればまた出演したい。

腕を磨こう。



LIVE HOUSE 豊橋 AVANTI HP https://www.avanti-music.com/



2018年3月10日土曜日

YouTube 動画天竜浜名湖鉄道『アスモ前』駅を見に行く、をつくった、なんだか天竜浜名湖鉄道の駅が気になっている

YouYube 動画素材からのスクリーンショット

天竜浜名湖鉄道の駅が気になる
Youtube 動画『アスモ前』駅を見に行く、をつくった。

前回、中日新聞で見て、天竜浜名湖鉄道『新所原』の次の駅、『アスモ前』駅を見に行ったことを書いた。

その時撮ってきた動画を編集して、YouTube 動画をつくった。

私の場合、動画は、喋りに苦労するのだが、編集でなんとかまとめた。

毎回なにを喋っているのかわからない感じでごちゃごちゃになるのだが、この動画は、駅のホームにいたら電車が入ってくるところもあって、いいなあ、とひとりごちて、まとめることができた。

なんとか見られる動画になったんじゃないかと思う。

これです。

ご興味よろしければご覧ください。





今回、『アスモ前』駅を見に行って、天竜浜名湖鉄道にはこんな駅もあるのか、とすくなからず驚いた。

天竜浜名湖鉄道の駅は、歯医者さんとくっついていたり、飲食店とくっついていたりと、経営の事情というか、なんだか自由っぽかったりする個性的な駅がいくつかある、ということをローカルTV局の番組で見たりして、頭にあった。

この『アスモ前』駅は、中日新聞2018年3/4 によると、明日も前、と読めるので人気がある、ということだが、私としては、駅名のことのほか、駅があるこのロケーションはどうよ? とかなりそっちにこころを持っていかれてしまった。

自分の常識では、駅はにぎやかなところにあるもの、ということになっている場合が多いのだが、これだけわかりにくい場所にあって、あたりに人の気配もない、というのはそそるものがある。

余談だが、豊橋から名古屋に向かうのに、名鉄電車を利用することがほとんどなのだが、快速が飛ばしていく駅の中には、小さな駅もあって、そんな所はどうなっているんだろう? と考えたりしてしまうことがある。

気になるなら行けばいい、ということになりそうだが、そういうことはやったことがない。

が、天竜浜名湖鉄道は、そんなに遠くを走っている路線ではない。

『アスモ前』駅がこれだけなんだか旅気分を与えてくれるのなら、ほかの駅も写真などとりにいってみたくなってしまった。

これから気候も良くなる。

機会を見つけて天竜浜名湖鉄道の駅を巡ってみようかなあ。




この写真は、画面左から右に行く道があるところで撮ったもので、
故意に線路に侵入して撮った写真ではありません。



2018年3月5日月曜日

天竜浜名湖鉄道『アスモ前』駅発見で旅気分になれた














日本一前向きな駅はこんなところにあった
天竜浜名湖鉄道『アスモ前』駅に行ってみた
















2018年 3/4中日新聞にこんなふうに載っていた。






















天竜浜名湖鉄道は、地元とも言える路線なのだが、ぼんやりとしかその情報を持っていない。

乗ったことも過去二回あったのか、一回だったのか、というくらいで、浜名湖沿いの道から見える駅を見て、ああ、天竜浜名湖鉄道の駅だ、と思うくらいのことで、長いこときている。

他の交通手段で済んでしまうから、ということと、天竜浜名湖鉄道の駅があるところにとりわけ用事がないため、近くのことであっても、ぼんやりとしたものになってしまっているのだ。

なので、アスモという自動車部品製造会社デンソーの子会社がそこにあることを知っていても、そこに天竜浜名湖鉄道の駅があることは知らなかった。

中日新聞によると、『日本一前向きな駅名』という表現がされていた。

この4月に親会社に吸収され、社名が変わるが、駅名は当面変わらない、という記事だった。

前ばかり見ているのも辛いことがあるだろう、ダジャレかい、などと反射的に思ったが、どこにその駅があるんだろう? ということが私の中でかなり引っかかった。

頭の中を探っても、JR 新所原駅からアスモまで、どこに天浜線の駅があるんだろう?

そのあたりをクルマやバイク、自転車で走っていたことがあっても、しっかりと見落としていたのかもしれない、と自分の記憶力に対する不安も感じる記事だった。














この日は、かなりの陽気の良さで、午後、自転車で出かけることにした。

自転車ポタリング。

自転車ポタリングをしながら、春を感じる花なんか見つけて写真に撮ろう、と思った。












脚を伸ばせたら行ってみるか、と天浜線『アスモ前駅』のことも視野に入れて、なんとなくJR新所原駅方面に向かう感じで、のどかなところをポタリングして行った。














浜名湖があり、古いまんまの通りがあり、広く畑が続き、川が流れ、鴨やら水鳥たちの姿が見られた。















例えば、クルマでこの辺りを走っても、用事がこのあたりになければ、早く過ぎていくことくらいしか思わないかもしれないのだが、自転車で走っていたりすると、こんな景色もいいじゃないか、という気持ちになってくる。












いつもだったら、帰るか、という時間になってから、その『アスモ前』駅に向かうことにした。















まず、天竜浜名湖鉄道『大森』駅という駅があるのだが、そこから『アスモ前』駅はどういけばいいのだろうか ?  と見当をつけてみることにした。

こういう場合、私はスマホをもっていないがパソコンはあるので、ググって、行こうとするところ周辺の地図をプリントアウトして、その地図を頼りにしたりするのだが、今回そんな準備はせずに出た。

駅だから、行けばわかるだろう、という考えだった。













『大森』駅の駐輪場にあった、周囲の地図や観光案内



















『大森』駅の案内に載っているところは、大体わかるし、行ったことがある。

わからないのは、『アスモ前』駅だった。

そこから西に、線路伝いに行けば確実に『アスモ前』駅に行くことができるのだが、線路脇の道も、線路を見ながら行くことができる道もなかった。

林というか藪と言うに覆われていた。

どうなっているのか、そのあたりのことがさっぱりわからない。

やはり、スマホがあれば、このあたりの航空写真なんかでも確かめられちゃうのだがないので、JR 新所原駅に向かうことにした。

JR 新所原駅から、『アスモ前』への道があってわかるのかもしれなかった。

JR新所原駅に向かう途中、アスモの工場が見えた。

JR新所原駅まで行かなくても、アスモ社屋周辺のわかりやすいところに『アスモ前』駅はあって、目に入ってくるはずである。

が、そんなところはないのだ。

アスモ正門前がここだから、あ、駐輪場や駐車場があるからここの向こうに駅があるんだろうか ?  そうかあ、入り組んだところに駅があるので、よーく見ないと駅がわからなかったのか、などと考えながら入っていったその先はやはり民家で、そこはフツーにアスモの駐輪場や駐車場だった。

さっぱりわからない。

多分ここが線路が通っているんじゃないだろうか? と思われるところは、斜面の下の林というか藪と言うかが覆っているところで、そこに行く道は、あっても、そのさきが行き止まりになっていたりしていそうだった。

うろうろぐるぐるした。

土地の人に聞くのが確かだろう、と犬を連れた人を見つけて、訪ねてみて、そーかあ、そうなっていたのかあ、こっちかあ、とアスモ工場を分断している道に入って、坂を降りて、あ、こっちじゃない、と引き返して、坂を上がって坂を降りて、線路を発見した。

こんなところに来たのははじめてだった。

こんな景色がここにあったのか、という感じだった。

線路を超えることができる道を見つけたのだが、越えて、その先、線路沿いに行く道は舗装されてなくて、大丈夫なんだろうか? という気がしたが、教えてくれた人は、確か、線路を超えて行ける道があるぜ、と言っていたので、行ってみることにした。ここまで来て、わからなかったから帰るか、という選択はまだ早いだろう、とか思って行くとすぐ、あれがその駅なんじゃないだろうか? という感じのものが見えてきた。

私が思っていたのは、新聞に『アスモ前』駅のことが載って、日曜日なこともあって、多くの人がそこで記念写真何か撮っちゃったりしてて、ごった返しているんじゃないのかなあ ?  という光景だったのだが、人の姿はなかった。

あ、こっちに行く道がある、と舗装された道に出て、そちらに向かい直すと、山を切ってつくったような長方形の平地のかどに電話ボックスがあった。

確実にここが『アスモ前』駅だった。

こんなところに。

駅の裏は、グランドになっているようだった。

アスモという会社の大きさがわかる。

無人駅のプラットホームに立ってみると、こんなところまで来ちゃったのかという旅気分になれた。

はじめての景色だった。

せっかくなので動画を撮ることにして、撮っていたら、電車が来て、しばらく停車していた。














この先の途中からの線路を超える道で、ここまで来た、












帰ろうとしたときに光が灯った。
無人駅でも駅っぽい、と思った。


















帰り道、畑の脇の道を行ったら、『大森』まですんなり行くことができる道だった。


ホントに、はじめてのところだった。

クルマなどの道と違うところを行くのが天竜浜名湖鉄道なんだなあ、とか思えた。

近場でも、知らなかった景色が見られるかもしれない。

計画を立てて、天竜浜名湖鉄道に乗って行くのもいいかもしれない、なんて思いながら自転車をこいで帰ったのである。

かなり遠くまで行った旅気分。










天竜浜名湖鉄道 HPhttps://www.tenhama.co.jp/about/station/