第四十九回 愛大落語会
平成二十八年十二月十七日
昨年2016年、12/17 第四十九回愛大落語会に脚を運んだ。
場所は、豊橋市公会堂。
愛知大学豊橋キャンパスで学園祭を初めて見に行ったのが、もう10 年以上前の事だったかもしれない。
愛知大学の学園祭は、面白かった。
JAZZ研が好きで、楽しみに見に出かけるようになっていた。
ほか、あれこれ、いろいろな展示・イベントなど見て回るのも面白かった。
全体的には、サークル活動とか力が入っている者が多い学校だなあ、という印象で、JAZZ研のほか、落語研究会に私の興味はあった。
また、この二つのサークル? 研究会? は、内向きでなく、外に向かってる感を感じた。
多分、それだけ歴史があって、地域の人たちとの関わりもあって、世間一般の人に見てもらいたい、という意思が強い団体なんだと思う。
愛大落語研究会からは、確か年二回、愛大落語会の案内ハガキが届く。
初夏と暮れだったと思う。
全ては行けていないが、毎回きちんと気には止めている。
今回は、12月、それなりに土日の年末らしいスケジュールがひしめく中、早くから予定を入れて、出かけてきた。
微笑亭かる太、
微笑亭吉扇、
二人の卒業生による落語会だった。
名人による席とは別の、新鮮さをこの落語会からいつも感じる。
そして、その噺は、毎回後に残る。
『おかめ団子』は人情噺の部類だろうか?
いい噺だと思い、こんな事を忘れないために落語ってあるんだなあ、と思う、思うのだが、だから落語をみなさん聞きましょうよ、なんてことまでは言えないところが私の中にはある。
まあ、個人的に、落語が好きなら、それでいいか、というところである。
愛大落語会は、地域の人たちと学生と関わりをつくるいい公演だと思うし、落語と関わるきっかけも作っていて、いいなあ、と思っている。
でもまた戻るが、いいなあ、って思っても、おいそこ行く八っあん、待てよ、聞きなよお前も落語を、本当にお前さん、バカなんだから、ためになるからさあ、ーーなんて気軽に言えない世の中で、その世の中も、悪くないんじゃないか、って思っているので、本当に個人的な感想になる、このブログも。
お後がよろしいようで。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました。