謎のセッション初参加の夜。
12/24 浜松 Esquerita68 クリスマス・セッション
音楽仲間・ドラマーの柳瀬さんに誘われてクリスマス・イブの夜エスケリータ68に。
気分的には、こう毎週忘年会的なものが続くことに疑問で、そうそう年賀状書かないと、などと考えていたところだったのだが、エスケリータ68のセッションは、私と柳瀬さんの間で謎で、エスケリータ68に詳しそうな足立楽器店員に尋ねても、ブルースやってんじゃないですか? みたいな回答で、謎は深まるばかりだったので、今年のうちに謎も解決しとくか、みたいな気持ちで少し遅れてエスケリータ68入り。
この、少し遅れて、というところが、私の謎に対する反応だったと思う。
わかっているところだと、私は大抵時間通りに行く。
もちろん、その少し遅れて、の前の私用が長引いたからでもあるが。
着いて、びっくり。
顔見知りのサワダさんが、カレーを食べてるじゃないか!
他、他のセッションで顔なじみの人たちがいたりで、それほどこわいところではなかったなあ、とビールをがぶがぶ。
私の頭では、なんだか音楽理論を元に、細かいことを言うような人たちが集まってるセッションじゃないだろうか? という感じだったのである。
クリスマス衣装をまとい、頭にサンタ帽をかぶっていた女性は、ダンサーでも佐鳴湖の妖精でもなく、セッション主催者だった。
私もサンタ帽をかぶった。
サンタ帽がその場の連帯感を生んでいたような気もする。
ビールが入ったので、歌で参加してみることにした。
ビールがないと歌えないということはないが、なにせ初めてのところなので、ビールのりで行くことにした。
これなら、ダメでもOKだよなあ、とこのセッションの懐の深さを早くも読み取った。
ブルースセッションで歌うということになると、回さなくてはいけない責任感を感じてうまくいかなかったりするのだが、ここに、その重さはなかった。
クリスマスの夜であり、お気楽なセッションの夜であり、なるほど、こーか、とここのセッションを感じ取り、ビールも進み、時間も進んでいった。
歌を歌いたいということがあるので、こんなセッションもいいかもという着地点に到達した。
早い話が、音楽好きの人たちが、肩の力を抜いて集うアバンギャルドな出たとこセッションなのか、というところである。
なかなか充実した。
クリスマスも感じられた。
さあ、年賀状を書こう。