自分と今回のやらFes。
自分のことも記録しておこう。
『崖から飛び降りる』として、音楽演奏形態として、最後のユニット形態で出るはずだったというか、それもどうか、ということになってしまって、一人で出演した。
このいきさつと、それに伴う、前夜のことも記しておきたい気もするが、本当に、公のところに出して、その価値はない、見せるものではないと判断するしかなくて、この件に関して、力になっていただいた方には、感謝しておきたい。
だからまあ、一人。
2人でやっていたことになっていたが、人前でやるのは、圧倒的に、ひとりの場合が多かったので、突然のひとり形態だが、そのことで困ることはなかった。
演奏も、逆に、自由にできることになって、気は楽だった。
当日、会場に行く前に、鴨江アートセンターで、軽くリハーサルしていった。
その自由さ、気楽さを感じながら、ほかの人と演ることについて考えていた。
自分の今回のことは、音楽的なこと以前のことだが、なににしろ、自分にプラスになるかどうか、が他者と演ることの基準だろう、と。
海外の優れたミュージシャンがなぜ日本人とプレイしたがらないか、というと、いつも同じことしかしない、演って、インスパイアされることがない、なにか起こる気がしない、とかだと、ある方から聞いたことがある。
今海外で通用する日本人プレイヤーは、もちろんいると思う、そうではないよくいるというか、日本人としては当たり前のプレーヤーについての言葉だと思う。
私とは、レベルがちがうことだろうけれど、そのことにしたって、自分にとってプラスになるかどうかということだろう。
鴨江アートセンターでは、さらりと演る曲をなぞるだけで、声がでるかどうか、の声出しや、今日演らないけど、歌いたい曲を演った。
会場はここ。ポルテ前ステージ。
通りに面した、こじゃれたステージでした。
自分の演奏が始まると同時に、顔見知りの方達が見に来てくれていた。
ありがたかった。
ひとりもいなくてもいいか、くらいの気持ちだったので、その人たちが来てくれたことで、それがどれだけありがたかったか、実感できた。
ろくに寝ていなかったので、声が思うように出なかったことを除けば、初めてにしては、自分のいつもの感じと合わせて考えて、よかったんじゃないかというところだった。
やらFesは、スタッフのかたも、出演する側も、忙しい。
忙しいから、でなにもしないのは簡単だ。
忙しいから、で違う立場の人のことを考えないのも、簡単だ。
これだけの規模の音楽祭だから、考える価値もあるだろう。
来年のことはなにもまだ言えないが、出演する側の体験ができたのは、貴重だった。
setlist
1/崖から飛び降りるのテーマ
2/あの公園へ行こう
3/With hip you
4/Surf ride
5/この世界にひとりぼっち
6/道化者の憂鬱(カバー)
7/潮風吹き付けるまちで
8/ダイナマイトが150屯(カバー)
朝10時過ぎに浜松駅に着いたのだが、まずしたのは、チラシ設置でした。
チラシをおかせていただける場があるのは、良かった。
一番乗りだった。
帰りに覗いてみたら、11/1のほうのチラシが消えていた。
持ち帰ってくれた人がいたということだと思う。嬉しいねえ。