『自転車乗るお』

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2018年3月30日金曜日

HAMAMATSU CD &RECORD SHOW !! VOL.19 を覗いて中古レコードのことを考えた

毎回家に郵送されてくるクーポン付きの案内ハガキ。

その時代の時間の中に入り込む
HAMAMATSU CD & RECORD SHOW VOL.19



3/25 はなかなか午前中からスケジュールが詰まっていた。

自分で勝手に動き方を決めているだけなので、嫌なら行かなくて構わないところが大半だった。

この日25日が最終日なので、覗いていくことにして、30分位、物色していた。

前回に続いて、買うことはなかった。

そこの段ボール箱に詰まっているレコードと長い時間向き合っていると、さすがに買いたくなってくる。

しかし、この日は、背中にギタレレが入ったデイパックを背負っているし、このあとまだ行くところがあって、LPレコード片手に行こう、という気にはなれなかった。

ほしい、と反応したのは、ザ・ゴールデンカップス、ザ・スパイダースのLP がまずで、これを買うなら、ショーケンのLPも見てからにしないと、ああ、でも、自分が欲しかったのは、インデックスのギターポップ、それにロイ・ブキャナンもみたいし、うーん、金があれば、レッド・ツエッペリンのブートレッグ3枚組とか高そうなジャズのレコードをばかすか買うのになあ、という感じでキリがない。

やはり、レコードを買うのは、このあと用事がないときのほうがいい、ということになって、会場のクリエイト浜松をあとにしたのである。

次にいくところで、最近グループサウンズいいなあ、なんて思ってるんですけどね、バンバババ、などと言ってレコードを買ってきたことを話したりしても、その場の空気にそぐわないだろう、と思った。

次に行くところでは、勝海舟が、伊藤博文が、など出て来る会話になってしまうのだ。




やはりレコードは、孤独な個人を癒やす趣味のものなんじゃないか、とか考えていた。

そうして、10代の頃、レコードと付き合ってきた感じがした。

アイドルにしても、今みたいに大勢でうたったりしていなかった。

この間の豊橋 AVANTI で森田童子の曲をカバーしたので、レコードを探した。なかなかいい値段だった。



孤独な魂なのだ。


そして、そのレコードが売られていた時代の時間感覚の中にいる感じでないと、そのレコードを楽しめないだろう、とも思った。

こんなことを言っているが、それでも、ちょこちょことCDやレコードを買っている。

今でもやっている中古レコード店があるし、同じように、他の街でこんなレコードの売り方をしたりしている。


モザイクがしっかりかかっていてわかりにくいが、ここがクリエート浜松の会場。



止まっている時間に対してのアプローチだなあ、って中古レコードについて思う。

そして、のんびりした時間がレコードを耳にするのには合っていると思っている。


会場近くに貼られていたポスター。
中古レコードはまだまだ人気なんだろうか?


2017年12月16日土曜日

カセットテープに録音してレコードを聴く

カセットテープに録音してレコードを聴く
これだよね、っていまだに思う

パソコンが壊れて、届くまでの数日間は、ラジオを聞き、本を読み、レコードやCDを聴いて夜の時間を過ごした。

パソコンと向かい合っている時間が多くて、買ったものの、あまり聴いていないレコードや CD が多くて、そんなものを聴いた。

YouTube などで、新しい音楽情報に触れる機会は多いが、新しい音源新しい音源とポンポン飛び回っている感じがあって、やはり、自分がお金を出して聴きたいとして手に入れたものはいいなあ、と耳を傾けていた。

それでも、レコードをひっくり返しに行くまでの時間とか、なんだか落ち着かない。

こたつに入ったりすればなおさらだし、本を読んでいたりする途中も、せわしない。

CD は便利だが、やはり音がきつい感じがある。

そこでやはりレコードだと思うし、カセットテープだとも思った。

いつも使っているカセットデッキは、録音ができないし、カセットを入れたら最後、カセットデッキの機嫌がいいときにしか、取り出しができなくなる。延延同じテープをリピートし続けることになる。

それでも、好きな音源だと、それでもいいやということになる。

時間があったので、別のカセットデッキを出してきて、レコードを録音した。

レコードをカセットテープに録音して聴くのは昔からのならわしだし、それが好きである。

このカセットデッキが壊れたらどうしよう、とは思うが、リサイクルショップなど回れば、なんとかなるかもしれない。

カセットデッキでなく、ポータブルなカセット機の新品だってあるし。

今回取り替えたほうのカセットデッキは、取り出し口が、すこし手で持ち上げてやらないと開かない。それでも、ちゃんと録音できるし、ほかは正常に作動する。


ブルースのレコードを何本かのカセットテープに入れた。

CD のように、聴いて聴いて、と迫ってくる感じが薄いのが、レコードやカセットテープのいいところだと思う。

聴きたかったら、こちらから歩み寄らないといけない感じがある。


また、YouTube などのように、いつも違うもの、新しいもの、と聴いていると落ち着かない。

いい演奏、いい音楽、好きな音だとしても、愛着がわかない気がする。

自分のモノとして所有しているレコードやCD をもっと聴こう、と思う。

カセットテープも、まだまだ使っていこうと思う。




カセットデッキは DENON 製。


2016年11月25日金曜日

Cotton Johnes のダウンロード音源をやっと入手できたんだけれど。

やっとできたダウンロード。

 COTTON JOHNES / Paranoid Cocoon

6,7年前になるのかなあ?

COTTON JOHNES という、多分男女二人組のインディーズ・ユニットのLPレコードを購入した。

浜松のインデイー・レコードを扱う店『sone record 』で買った。

ジャケットのセンスがずば抜けていた。

秀逸。

レコードなので、家に帰ってすぐ聞いて、いいなあ、ということになったのだが、このレコードは、レコードだけでなく、ダウンロードして、パソコンなんかでも聞くことができる。多くのインデイーバンドがそんな風にして、レコードにダウンロード券を付けて販売している。

2重にお得である。

が、そのダウンロード券からダウンロードがうまくできないみたいだなあ、と思い込んで、レコードと、録音したカセット・テープでよく聞いていた。

聴けば聴くほど好きになっていく感じだった。

で、さっき、またレコードをかけようとして、レコード・ジャケットからこぼれ落ちたダウンロード券を手に、また、ダウンロードにチャレンジしたら、できるじゃないか。

きちんと全ての項目に必要事項を入れなかったのが原因だったようだ。

よかったよかった、とitunes に入れて聴いているのだが、はじめレコードで聴いたせいか、綺麗な音すぎて、なんか感じが違う。

レコードで聞く方がいい、ってそれもおかしなことだが、そうである。


レコードジャケットもかっちょいいcotton Johnes /paranoid cocoon.

2016年1月8日金曜日

感慨深いね、YouTubeとユーミン。

荒井由美さんとYouTube.

YouTube時代にユーミン。


お正月に、キッチンとか、部屋とか、掃除した。

数日前に、掃除のノリで、部屋のステレオのアンプとスピーカーを、かなり小型のものに交換した。

音が変わると気分も変わる。

小さいスピーカーでも、いい音じゃないか、と改めてそのスピーカーを褒めたりして、そう言えば、と思い立って、押入にしまってあったレコードを聴き直そうと、引っ張り出してみた。

中古で安く、松田聖子さん、ピンクレデイ、キャンデーズのレコードを買い漁った時期があって、箱入り2枚組の松田聖子さんのや3枚組のキャンデーズを見つけて、われながらびっくりした。

そんなことをこのブログに載せようと思ったのだが、これも意外という感じでユーミンも出てきた。

荒井由美時代のLPが2枚。


自分としては、ユーミンは、荒井由美時代の音源を持っていればいい、という考えがある。

ほんとうは、もう一枚欲しいのだが、その2枚、いや、荒井由美時代の作品は、秀逸である。


結婚後、松任谷姓に変わるのだが、変わってからも、ユーミンの活躍はつづく。
荒井由美時代以上に。
商業的に。



今、ユーミンがどんな活動をしているのか、ほとんど知らない。

今ももちろん活躍されているんだと思う。



しかし、ユーミンの人気っぷりは、確か、本人もインタビューで答えていた気がするが、日本経済の成長とともにあった、と私も思っている。


日本経済、高度経済成長とリンクしていたユーミン。


ずっと、右肩あがりの急上昇だった。


バブル期以降だって、世界のほかの国々と比較すれば、それほど悪くなかったかもしれない。

しかし、それまでが、右肩あがりすぎたんだろう。

あがりっぱなしの右肩は、ご存知の通り、なで肩気味になったようだ。



で、時代は飛んで、今。

私は、TVは見ないし、ラジオもほとんど聞かなくて、音楽といえば、過去の記憶と、YouTubeなどからの情報で頭の中は成立してしまっている。


もちろんユーミンの曲をYouTubeで探すこともある。

しかし、あれだけの人気、人気曲の数が多いにもかかわらず、当時を感じるユーミンのビデオは探すことがほとんどできない。


私みたいなYouTube利用者にすれば、ユーミンのことは、このところ、遠ざかってしかるべきだった。


ユーミンは、そんなにTV出演するアーテイストではなかったせいもある。

また、ユーミンの印象は、映像のなかのものでなく、声によるものというイメージが大きい気がする。

日曜の午後のFM番組で、ユーミンのイメージは作り上げられていった感がある。



荒井由美としてのユーミンのレコードに久々に針を落とした。


音源製作って、いろいろな要素をかみ合わせてできる儚いものだと考えることがある。


ユーミンの音は、その儚い一瞬のものだろう。


それを同じように再現することは難しいだろう。


また、パソコンを使用するようになってから、YouTube利用のため、音と映像が強く結びついてしまって、そのことが当たり前になってしまっているが、音って、頭の中で、映像をイメージしてしまうものだったと思う。



荒井由美さんの音源が優れていると思うのは、その音からイメージすることが多かったからだとも思う。



YouTubeに、最近なんだろうか? ユーミンがNHKに出演したビデオがアップされていたのを少し見たことがあった。

でも、もう、このレコードの音の荒井由美さんは、このレコードの音のなかにしかいないんだ、と長い時間を思った。