岩海岸海水浴場 ホルガ写真 |
なんてロックな名前の海岸なんだと思った岩海岸
2018『ホルガ撮り旅』その11
さっさと2018『ホルガ撮り旅』に関した記事をブログに書いてしまいたいのだが、写真を載せたりすることが面倒なことと、せっかく遠くまで時間を掛けて撮ってきた動画の再生回数が低くて、そのことを思ったりして、すすまない。
2021年になってから、 これまでに公開した YouTube 動画を見直す機会が多くて、2018『ホルガ撮り旅』について、がっくりする機会も多いということになっている。
それでも、ブログ記事を書ききってしまわないと終わらないのでがんばることにする。
2018 8/30は、沼津まで東海道線で来て、そこから御殿場線に乗って、2つの滝を見に行って、JR国府津駅まで。
そこから西に戻るようにまた東海道線で真鶴駅まで乗った。
真鶴で降りて、時間が許す限り真鶴半島を歩いてみることにした。
JR真鶴駅に到着したのは、確か3:30を過ぎていて、駅の駐輪場のフロアにあった観光案内所はもう閉まっていたのだが、地図をいただくことができた。
今からいくんですか?
と言われたが、行けるところまで行ってみようという考えだった。
この時間のまま電車に乗って西に行き、途中どこかで降りて軽く駅周辺を歩いたり、夕食を食べに店に入るのもいいな、と御殿場線に乗っているときに思ったが、そういうことをしたくなるようなところが思いつかなかったし、真鶴半島は、伊豆半島とか渥美半島とか『半島』とついていて、興味が湧くので、これはここまで来たのだから、寄っておかなくてはなるまい、ということで決まった。
駅を出て、真鶴半島に向かっていくと、 坂を意識せずにはいられない道が入り組んでつづいていた。 降りていくのはいいが、帰りはつらいかも、 とこころするしかなかった。 |
観光案内所の人が言った『今からですか?』という言葉は、真鶴半島を歩きすすんで行くにつれて効いてきた。
真鶴半島の先端まで行ってみたい気持ちはあっても、この時間からは無理だろうから、海岸とか見ていきたいな、という気持ちからの考えだったのだが、真鶴半島は坂だらけだった。
きつい。
バスを使えばよかった、と思ったが、バスも、そんなに本数はないだろうから、時間に余裕を持って観光しなくてはならないところに間違いなかった。
こういうところはバイクでくるのがいいよな、という感じだった。
それでも、海岸まで行って戻っていくところで、ここって以前にバイクで来たことがあったことを思い出した。
真鶴半島をバイクで見て回る、というほどじゃなくて、このあと出てくる岩海岸あたりを走ったことがあった。
50ccのバイクだったので、やはり坂きついなあ、とか思ってまた来よう、ということになったのだと思った。
そのころは、もちろん地図は持っていたものの、便利なグーグルマップなんかなかったので、行こうとするところが上手く把握できてなくて、おおまかな行き先のことくらいしか頭になくて、走って行って、なにか見つけて寄ってみる、みたいなことをしていた。
青春18きっぷを使う旅にしても、グーグルマップやら、駅探のアプリなど今ではあって、以前のことを思うと超便利である。
真鶴港の船。 ホルガ写真。 |
真鶴港で。 |
こっちが真鶴港だと通りに立つ観光案内版にあったので行ってみた。
ここは神奈川県である。
自分の感覚だと、神奈川県に入ると家が沢山あるのが電車に乗っていたりしてわかるので、突然人口が増えて都会の景色が広がってる、みたいに思っているのだが、さすがにこの漁港も人いっぱい、というふうなことはなかった。
のんきな感じだったのだが、でーんと広大な港の景色が広がっているということはなくて、この辺りの地形からだろう、それほどの雄大さみたいなことは感じなかった。
この年はまだ釣りを初めていなくて、確かにそうだったかどうか怪しいが、数名の釣り人がいたと思う。
また、港近くにはこういうところにありそうないい雰囲気の旅館の看板なんかが目に入ってきた。
そして、ここから駅がある方に戻るように海岸線を意識して行くと、岩海岸というところがあるようだったので、その海岸を見て、その後駅に戻ればいい時間じゃないだろうか? と考えて岩海岸に行ってみることにした。
以前、バイクで来たときに、岩海岸まで行ったような行かなかったかのよう感じで、はっきりと覚えていないのだが、国道で言うと135号線、真鶴道路とグーグルマップにある道を見て、ここにきたことがあるなあ、とわかった。
その時は多分、ちょっと真鶴半島に入ってみて、海を見よう、と考えたんだと思う。
それで、その辺りまで来たんじゃないだろうか?
坂の途中から岩海岸を見下ろして。 |
一度、道を間違えて戻り、坂を登り、降りていくと、岩海岸が見えてきた。
坂の途中からの岩海岸。 ホルガ写真。 |
入り江のようになっていて、そこに海水浴場があった。
ここも以前は賑わっていたのかもしれないが、はじめてここの海岸に来た者にしたら、珍しい感じの海岸で、ここでのんびり時間をすごしていたい、などと思うくらいの海水浴場だった。
数名のグループと、老人とも言えるような年齢の人の姿があっただけだった。
なんとなくなくたびれ感とか、古びた感じから、岩海岸、英語にすればロックビーチなので、ここのロックは60年代のガレージ・ロックだろう、なんて思った。
岩海岸、
ロックビーチ。
たどり着くまでに、結構時間を使った。
夏なので日はまだ高かったが、駅に行かないと、今日中に家に帰れないかもしれない。
そう思って、なかなか長い坂というか斜面をせかせかと歩いて行った。
途中、いくつか墓地と言うか、そこの土地がお墓に使われてる、みたいな感じの墓地が目に入った。
もちろん、この土地の人達のお墓だろう。
多分、この辺りは漁師が多くて、海で亡くなる人も多かったんだろうなあ、なんて思いながら坂を登っていった。
駅までは、なかなかの距離があった。
長い坂を登っていって、駅前の道に出た。
そこからまた駅まで長いのだが、その道からは、真鶴半島の斜面に建つ家々が見えて、熱海もそうだが、こういうところに住むのってどんな気持ちなんだろう? と考えたりした。
自分が住んでいる辺りとちがいすぎる住宅事情なのだから。
坂の途中で。 |
坂の上から。 |
坂の上から。 斜面に住宅がつづいている。 |
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