駅正面。 かき氷ののれんが閉めかかったシャッターの下に見える。 そう言えば、こののれんを見たものだから、かき氷を食べていってもいいなあ、 となったのだが、店はすでに閉めちゃったみたいで、残念、 と心のなかでつぶやいたことを覚えている。 |
このあたりは見どころがありそうかもしれないと思った
2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』21
駅のホームに入ると駅周辺の観光案内の地図があって、見どころがあるんだろうなあ、と思った。
そう言えば、このあたりに『庚申寺』というお寺がある。浜北とか天竜方面に自転車で来たときに、そのお寺の横の道を通ることがあって立ち寄ったことが数回ある。そんなに大きなお寺ではないが、猿の造形が乗っかった門だとか、池だとか、古そうなお寺とか、目を惹かれる物があるお寺である。
あのお寺の近くの駅なんだなあ、と場所を理解して、駅のその地図を見ると、他にも幾つかの見どころがこのあたりにあるみたいだった。
駅はもちろん、電車というものができてからつくられたものだから、道をたどってこのあたりに来ると、駅よりも、古いお寺に着くようになってるんじゃないだろうか?
電車のレールや駅よりも、道のほうが先にあって、あっちに行きたいとなると、あっちに行きやすい道の途中に、そんなお寺があったりしたんだと思う。
だからだろうか、この駅に来た、ここに『宮口駅』があることを知ったのはこのときがはじめてだった。
浜名湖を回ってこっちまで来るのに、わかりやすいところにある駅ばかりじゃないのは、地図を見て、通しやすそうなところにレールを敷いて、駅をつくってきたからなんだろうなあ、と思えた。
この地域の観光案内板があった。 改札を抜けると写真右手に見える、木製の椅子というか、腰掛けと言うか、がある。 確か、ここに座ると音が~~に聞こえるとかいう椅子だったと記憶している。 椅子に座らなくても、聞こえる音は違わないだろう、と思って座ることはしなかった。 椅子の背が広くてカーブしているので、音を拾いやすくて、 座った人の耳に届きやすい、というつくりなんだと思う。 |
このあたりは、このあたりなりの町が続いているところだと思えた。
山中の駅じゃなかった。
『フルーツパーク駅』から来ると、町に着いたぞ、って感じがした。
山を超えると町なのである。
ホーム。 駅の隣は住宅だっただろうか? |
つづく。
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