『敷地駅』正面。 駅を意識して居たので、駅だろう、と見当がついたが、 そうでなければ絶対に郵便局にしか見えない。 |
郵便局裏手は駅のホームだった
2018『天竜浜名湖鉄道線駅を自転車でめぐる』28
線路を追って自転車はすすんだ。
途中線路を見失うところもあって、駅がわからなくなる心配もあったが、『豊岡駅』から国道40号線を走っていた。
その道が国道40号線だったなんて、この記事を書くにあたってグーグルマップで確認して、そうわかったのだった。
走っているときは、大抵線路を追う、追いたいのに線路が見えなくなるので、ここを行くしかないな、というふうにしていた。
『豊岡駅』を過ぎて、豊岡の町を過ぎると、線路は国道40号から見えなくなったのだが、この道を行けばまた見えるだろう、という予測ですすんできた。
そして、『敷地駅』は、国道40号線から見えるところに郵便局としてあった。
郵便局なのだが、それも駅としてありえるだろう、と天竜浜名湖鉄道の駅をめぐってきて、総判断できた。
郵便局の前に、なんだかスペースが広くあるのは、郵便局としてもおかしいように思えもした。
それに、よく見ると、郵便局の後ろは線路が走っているのだった。
また、道に、『敷地駅』を示す、これも小さな看板が立っていた。
これをクルマでビューンと来ると、ここが駅だなんてわからないかもしれない。
疲れてもいて、よろよろしながらの自転車スピードなので、その看板を見つけることができたと言っていい。
後ろに出ると、この正面が郵便局の訳がない、という感じなのである。 |
駅は、国道40号線から横に伸びる道を入っていったところにあった。
郵便局である。
だが、駅なのだ。
郵便局だろう、な駅舎の前、入っていって向かって右側わずかなスペースが駅みたいだった。
改札を抜けて、ホームに出ると、郵便局の裏側は完全に電車のホームだった。
駅だったなあ、と実感した。
ホーム右手の風景。 遠州地方北部では柿をつくっているところが多いみたいである。 |
ホームに待合室はなくて、こんなベンチがあった。 |
ホームからはのどかな風景が広がっていた。 高架道路は第2東名。 景色的には、この高架はないほうがのどかさにはいいと思いながらしばらく眺めていた。 無人駅で、少し休憩がてら、景色を見ていた。 |
今日はもう、随分めぐったぞ、という充実感があったのだが、夏の日は、まだ残っていたし、この日に全部回れないとしても、次を、後一日で終わらせないといけない。
次回、駅が見つけられなくて、迷っていたりしたら、一日でこの企画を終えることはできないかもしれないな、と考えてもう一駅いってみることにした。
つづく。
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