これが交換後のきれいなサドル。 ここだけ新品。 ピカピカしている。 もちろんゴールドカラーは、このギターに合わせてのこと。 この写真は Instagram にも公開しました。 |
サドルのイモネジのサビつき固着問題と見た目を考慮してのサドル交換になった
アマゾン購入の中華で安価なサドル交換
GRECO 1982 TL500。
グレコのテレキャスタータイプ、1982年製。
フレットの減りが結構なものなので、このギターは、フレット問題が片付くまでハードケースに入れて閉まっておこうとしたのだが、それをまた最近ケースから出して弾いていた。
いいギターだと思う。
それでも、数年前にハードケースに入れて、その時でさえ、古いギター弦だなあ、なんて思っていたのだから、換えないと、と思い立って弦交換することにした。
ついでに、サドルの高さ調整もしようかな、なんてこれも思い立ってサドルのイモネジ6弦がのるところの外側のところを回そうとしたのだが、回らなかった。
イモネジの6角レンチを挿して回す穴は、回らないところにガシガシやるので、困ったことになってしまった。
一般的に『ネジ穴を舐める』ということなのだが、ペンチでイモネジをつかんで回そうとしたのだが、回らない。
100円ショップの機械なんかに挿すオイルを掛けて、またペンチで掴んで回したら、回って、やっぱりな、ということになった。
ここのところは、無理に6角レンチを挿して回す前に556なんかのオイルを差して一晩置いといたりすると回ることが多いと思う。
6角レンチで回らなければ、やはりペンチとかでつかんで回せば回る場合が多いと思う。
で、そのイモネジ上部のねじ切ってあるところの損傷具合はあるものの、もともと上に出ていたところをつかんで回したのだから、そのイモネジも、イモネジがはまっていたサドルも、まだまだ使えるのだが、全体的にブリッジ辺りも、そのサドルも、錆びていて、見た目が悪い。
これは、交換するほうがいいのかも、なんて考えが浮かんで、アマゾンでサドルについて見てみると、当然のようにと言うか、予想通り、という感じで中華なところから安く同じサイズのサドルが販売されていた。
そこの販売者のいいところは、サドルのサイズが書いてあったことである。
自分のサドルを測って見たら、同じだったし、レビューも悪くない。
で、購入してみることにした。
値段についてもそうだが、気にかけたのは、安いサドルをつけるとペラペラした感じの軽い音になってしまうことはないのだろうか? ということだった。
経験からもそういうことになるなあ、と思ったし、ギター雑誌なんかでプロのミュージシャンの方たちのパーツに対する入れ込み方など見ると、ネジ一本に対するこだわりがあるのである。
新しいネジに変えればいいというものでもないのだ。
でもまあ、買ってみよ。
ということで、届くのを待って数日。
中華な感じで届いた。
中華な感じというのは、超簡単なパッケージで届くのである。
封筒の大きさに対して中身の少ないこと。 それでも簡易包装だよね。 会社? 紹介のカードとドロップ型ハードタイプのピックが入っていた。 1185円だった。 安い !! |
サドルとネジ、バネ、6角レンチも入っていた。 |
見たとおり、簡単な包装でしょ。
中華なところからだと思うのだが、日本にこの販売会社? の代理店なのか、支社があるのだろうか?
日本から届いていた。
で、つけてみて、もとのサドルは金属感が強くて、重さもそれなりに感じたのだが、これは、それほどの重さを感じない、自転車パーツだったらその軽さは嬉しいのだが、そうではないので、どうかなあ、と不安な気持ちも持ったのだが、悪くないサドルだった。
強いて言えば、重かったサドルの金属感が弦の響きに影響していたのだが、それがかなり消えて、音そのものが出るよう感じられるようになった、って思う。
せっかくなのでそこの会社名なのか、なのか、ブランド名なのかわからないのだが、Musiclily というところのサドルとネジのセットだったと書いておこう。
このGRECO のギターは1982年制なので、38年も前の物になる。
ボデイはボロくて、あちこちサビサビだが、いい音を出す。
この音の良さについて、またブログに書くかもしれない。
それにしても、そのボロさやサビサビをなんとかすることはできるのでやろうか? という気持ちと、いじると音が変わるんじゃない? という考えと、金かかるなあ、ということがボロさと錆について思うと、頭の中で、そんなことをぐるぐると考えることになるのだった。
とりあえずは、このままで。
これでOKです。
今回のサドル交換に関した YouTube 動画もつくりました。
ご覧くださいませ。
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