YAMAHA GITARERE 活躍してますね。 |
歌の練習、サーフィンの練習
静岡県湖西市白須賀の海辺で
もう桜はいいだろう、と日曜の午後、夕方少し前からは、静岡県湖西市の浜で、歌をうたうことにした。
昨日もうたいたかったのである。
でもまあ、うたはいつでも歌える感じがあるが、桜が咲くのは年に一度しかない。
一度と言っても、10日くらい幅がある。
3日で咲いて、散ってくれると、その3日間だけのことになって、行動もしやすいと思う。
写真撮影がダメならダメで、諦めも尽くし、また来年、という気もちの切り替えができるのではないだろうか?
と、そんなことを考えるのだが、子供の頃は、桜に興味がなかった、小学校の入学式の時、小学校の門のあたりで、そういえば桜が咲いていたなあ、とその数年後に思い出すくらいだった。
子供のときは、桜も松の木も、自然というくくりで同じものだったんだと思う。道端の雑草だって同等に見ていたかもしれない。自然はともだちだったかも知れないが、自然という大きなくくりのものでしかなかっただろうし、自然だなんてことでも捉えていなかったんじゃないかと思う。
それが、ここ数年、桜桜、と気にかけることになっているのは、カメラと関係するからでしかない。
桜の写真を撮る、撮りに行く、というのは、子供感覚で言うと、クワガタムシ取ったぞ、すごいだろう、みたいなことじゃないだろうか ?
そんなことで桜に向かおうとする気持ちにケリを付けて、自転車で白須賀の海に向かった。
結構遠い。
近かったら、多分、そこでうたっても大丈夫だろうと思うが、居る家周辺は、やはり気を使う。
ギタレレというウクレレサイズのギターを持っていく。
買ったときについていたソフトケースに入れて、さらに、デイパックに入れて、背負って行く。
浜でうたうのは、声出しが中心になる。
ギター演奏がどうとかということよりも、声を出したくて、そこに行く。
このデイパックにギタレレを入れて、背負って来ました。 木は、椅子代わりになった、 |
浜についたら、なんと、風が強いじゃないの。
強風。
冬に逆戻りみたいなことになっていた。
風が強いから人が少なくていい、と思って一時間くらいうたった。
声も、出そうと思えば出るじゃないか、という感じで、声出しの練習は続いて、一皮向けた気分になれた。
クリアファイルに入れたコピー用紙のコード譜は、入れ替えたり、クリアファイルの向きによっては、風に飛ばされそうになるので、3曲くらいしか練習できなかったが、今歌いたい3曲だった。
練習も終盤に近づくと、終盤というのは、そろそろ暗くなり始めていたし、風に長いこと吹きつけられていると、寒いから帰るから、という方向の終盤だった。
その終盤に、海に目をやると、サーファーが海に入っているのが見えた。
波は、風が作る波で、サーフィン向きではなかった。
ほかに入っている者は見当たらなかった。
風で、多分、500m位流されてきたみたいだった。
自分もサーフインをやっていたのでわかるが、流されるときは早い。
東にだけ流されるならいいが、カレントと言って、沖に流されていくポイントが海にはある。初心者はそこの所に注意しないといけない。いつも同じ海に入っていると、それがどこにあるのかわかるようになってくるし、海によっては、カレントを利用して、波の向こう側にその力を利用して出られたりもする。
うーん、こんなに風の強い日に海に来ても、サーフィンできる波に当たるかどうか、来なくてもわかるようになるのだが、海を見たいのがサーファーだろうし、波がなくても海にはいるのもサーファーなのだ。
あるプロサーファーは、波があろうがなかろうが、海に入ってパドリングしてました、とかインタヴューで答えていた。
風が強くてもうたうのだ、うおうおうおうおうおうおうおうおううお ! とか言ってみたりして。
帰った。
いい練習になった。
また行こう。
海は、こんな感じでした。 |
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