12/10 バンド練習
12月は色々ある。
昔から師走と言われ、忙しい月だということになっていたが、それがどんなことなのか、子供だった頃はわからなかったのだが、ここ数年、それがよくわかる。
オプションとして、忙しさのトッピングを足し放題で、さらにさらに忙しくもできる、というのが12月だという気もする。
その12月の日曜日にいい大人が集まってバンド練習である。
このひとたちは、他の月の日曜日も、日曜日といえば、なるべくバンド練習なのだった。
いや、正確に言うと、バンドをしたい2名が、できる2名に練習をつけてもらっている、ということなどを今日の練習で理解した。
なぜ、ドラムがこうなのか、なぜベースが、そうなのか、ということだった。
そこに、弁天島の公園で見つけてこられたおはらさんも加わって、更に練習は続くのだったが、この日は、練習場の都合で、わたしは喫茶店『RED SUN』に呼ばれ、ミーテイング的な練習ということになった。
『RED SUN』という店は、昔からある。
国道1号線沿いに、浜松方面からだと、舞阪に向かっていくと、右手にあるのがわかる。
その昔、わたしの学校の同級生たちと、あの店に行くと、三船敏郎とかいるんじゃね? とか話すことがあったが、入ったのは、今回はじめてだった。
60年台の、古い洋楽が有線かなにかで流れる普通の喫茶店という感じだった。
国道1号線沿い ~ そのあたりで長いこと変わらない店ナンバーワンじゃあないか、というふうに思えた。
ふつうっぽさが、入る客としても疲れなくて良くて、続いているみたいに思えた。
できる2名の方のわたしに対する要求もなかなかハイレベルで、期待されてるなら、やるか、というところである。
前回のブログにも書いたが、日本全国をライブコンサートで回り、最後は東京ドームで、ということは全く頭にない。
このバンドでも、というか、このバンドの人達の頭のなかにももちろんそんなことはないのだが、日曜日は、練習である。
師走だなあ、なんて思いながら、曇り空の下、浜名湖を渡る風を受けながら、帰った。
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