豊橋駅前の地下道 |
4/24 夜行バスで豊橋から京都三条に
はじめての夜行バス
はじめての夜行バス
夜行バスを利用するのははじめてだった。
パソコンから予約した。
予約途中、なぜ値段がふたつあるのかとか席のこととか、わからないことを電話で確かめたのだが、いざ乗り込んでみると、そのことが生かされていたかどうかあやしかった。それでも不満はなかったので、そのままなにも言わずにいた。
バスの運転手は、こういう仕事をするのに向いている感じではなく、尋ねても、ちゃんとこたえてくれるかどうか、怪しかった。
誰とも話したくないみたいな感じだったし、事務的なことに関知していないとしても、そのことを会社の窓口として、答えるつもりもないような感じだった。
そんなことは、聞いて見なくちゃわからない、ということが出ると思うが、その感じの悪さ、嫌な感じをさらに嫌な感じにして、その男と同じ車内で、長時間過ごすことになるのもまたしても嫌なことだった。
パソコンから予約した。
予約途中、なぜ値段がふたつあるのかとか席のこととか、わからないことを電話で確かめたのだが、いざ乗り込んでみると、そのことが生かされていたかどうかあやしかった。それでも不満はなかったので、そのままなにも言わずにいた。
バスの運転手は、こういう仕事をするのに向いている感じではなく、尋ねても、ちゃんとこたえてくれるかどうか、怪しかった。
誰とも話したくないみたいな感じだったし、事務的なことに関知していないとしても、そのことを会社の窓口として、答えるつもりもないような感じだった。
そんなことは、聞いて見なくちゃわからない、ということが出ると思うが、その感じの悪さ、嫌な感じをさらに嫌な感じにして、その男と同じ車内で、長時間過ごすことになるのもまたしても嫌なことだった。
車内は、旅に出る、というよりも、どよーんとした空気感のまま、連れて行かれる、という感じだった。
まあ、そんなことは気にせず、寝てこう、と気持ちを切り替えて、京都まで過ごした。
寝てこう、と決めても、寝付けないのが夜行バスみたいだった。
自分の場合、寝てけないとか、なんか窮屈、などは大したことではない。
その嫌な感じの方が心に響いた。
それでも、豊橋から京都まで 2500円なのだ。
安い。
まあ、そんなことは気にせず、寝てこう、と気持ちを切り替えて、京都まで過ごした。
寝てこう、と決めても、寝付けないのが夜行バスみたいだった。
自分の場合、寝てけないとか、なんか窮屈、などは大したことではない。
その嫌な感じの方が心に響いた。
それでも、豊橋から京都まで 2500円なのだ。
安い。
早朝、まだ街が起きていない時間に京都三条に着いた。
降ろされた場所も、自分としては、悪くない場所だった。
25日の用事は、そのあたりまで来るべき用事だったし。
バスから降りる際に、運転手に、「ありがとうございます!」と声をかけた。
そうすることで、こちらの気分もあちらの気分も良くなるだろうから、と思ったのだが、男は迷惑そうに、目をそらせて、「え?」と小さく言った。
夜行バスは、悪くなかった。
運転手も、そんな男ばかりじゃないと思うから、また利用したい、って思って京都の街に出て行った。
降ろされた場所も、自分としては、悪くない場所だった。
25日の用事は、そのあたりまで来るべき用事だったし。
バスから降りる際に、運転手に、「ありがとうございます!」と声をかけた。
そうすることで、こちらの気分もあちらの気分も良くなるだろうから、と思ったのだが、男は迷惑そうに、目をそらせて、「え?」と小さく言った。
夜行バスは、悪くなかった。
運転手も、そんな男ばかりじゃないと思うから、また利用したい、って思って京都の街に出て行った。
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