『自転車乗るお』

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google play 無料アプリ FlipaClip で使用したひとコマ『自転車乗るお』から

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2017年5月2日火曜日

4/24はじめての夜行バスは感じの悪い運転手とともに。



豊橋駅前の地下道












4/24 夜行バスで豊橋から京都三条に
はじめての夜行バス

















夜行バスを利用するのははじめてだった。

パソコンから予約した。

予約途中、なぜ値段がふたつあるのかとか席のこととか、わからないことを電話で確かめたのだが、いざ乗り込んでみると、そのことが生かされていたかどうかあやしかった。それでも不満はなかったので、そのままなにも言わずにいた。

バスの運転手は、こういう仕事をするのに向いている感じではなく、尋ねても、ちゃんとこたえてくれるかどうか、怪しかった。

誰とも話したくないみたいな感じだったし、事務的なことに関知していないとしても、そのことを会社の窓口として、答えるつもりもないような感じだった。

そんなことは、聞いて見なくちゃわからない、ということが出ると思うが、その感じの悪さ、嫌な感じをさらに嫌な感じにして、その男と同じ車内で、長時間過ごすことになるのもまたしても嫌なことだった。













車内は、旅に出る、というよりも、どよーんとした空気感のまま、連れて行かれる、という感じだった。

まあ、そんなことは気にせず、寝てこう、と気持ちを切り替えて、京都まで過ごした。

寝てこう、と決めても、寝付けないのが夜行バスみたいだった。

自分の場合、寝てけないとか、なんか窮屈、などは大したことではない。

その嫌な感じの方が心に響いた。

それでも、豊橋から京都まで 2500円なのだ。

安い。














早朝、まだ街が起きていない時間に京都三条に着いた。

降ろされた場所も、自分としては、悪くない場所だった。

25日の用事は、そのあたりまで来るべき用事だったし。


バスから降りる際に、運転手に、「ありがとうございます!」と声をかけた。

そうすることで、こちらの気分もあちらの気分も良くなるだろうから、と思ったのだが、男は迷惑そうに、目をそらせて、「え?」と小さく言った。


夜行バスは、悪くなかった。

運転手も、そんな男ばかりじゃないと思うから、また利用したい、って思って京都の街に出て行った。





















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