本と音楽
本屋とレコード店の減少。ックオフでキースリチャーズのブートレグを二つ買ってきた。
二つとも2枚組のCDで、二つとも¥280だった。
安い。
買いに行った夜、長い時間ブックオフ店内にいた。
何があるんだろう、いいものがあるかなあ、とか本とCDのあたりを何度も行き来したりしていた。
こんなふうに時間が潰せるのは、立ち読みOKの店だからでもあるだろう。
新品の本を扱っている店でも、店内に椅子があって、読みたければ読むことができる店も増えた。
一方、読ませないように、ビニール・カバーがかかった雑誌もある。
本屋というのは、以前は、自分にとって欠かせない場所だった。
通りすがりに入る。眺めて、今こんなふうなんだ、とあることについて分かった気になったり、気付かさせてくれる物がそこにあったところだった。
それが、パソコンの登場により、その価値がガクッと下がってしまった。
いや、それが、パソコンだけの理由じゃないかもしれないが。
そして、昔は、レコード店という物があり、そこに足を運ぶことも好きだった。
本を見て、レコードを聞いて、ああでもない、こうでもない、とか考え、新しい刺激を得て、生きてきた感じがある。
しかし、本屋の数は減り、レコード店から変わったCDショップの数も減り、減ったのは、需要が減ったからなのだが、本と音楽が好きな物にとって、うーん、なんだかなあ、と新しい力を得ることもなく、日々が過ぎてる感じがあって、それでもやっぱり、おもしろいものはあるし、良いものもある、探していこう、そんな物と関わっていこう、とか思った。
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