場所と音楽。
アーテイストにとって、場所が読めるということ。11/1に浜松ゆりの木通り: 江間ふとん店さん2階でライブを企画している。
そこは、戦後、浜松が商業地として栄えていた名残を見て取れる建築の、歴史的な場所だと言っていい。
そうは、言わないで欲しい、と店主の江間さんに言われているのだが、今、この建築はないだろう、という感想を持っている。
そんな場所だから、そのことを考えて演奏して欲しい。
それができるアーテイストだからこそ、アーテイストではないだろうか?
場、建築が音楽を進化させてきた、というようなことをデイビッド・バーンも言っている。
イベントと合わせて、ライブの企画をするようになって、音楽に対する見方が、少し変わった。
俺たちは、いつでもこの音楽、だとしても、その場を読む必要はあるだろう。
まず、音の響きが違うのだから。
また、いつでもどこでも大音量、なんてことでは、主催者にも、お客さんにも迷惑がかかる。
周囲からクレームがついたら、そのライブはできなくなる。
自分のことしか頭にない者とは、とても演れない。
自分がよく思われたいがために、勝手なことばかりする。
ずるいことばかり考える。
迷惑だ。
YouTubeで、派手ではない、TVで持ち上げるようなタイプのではない、いいライブ、いい場所との関係のライブを目にする。
いいなあ、と思う。
場と音楽のこと、これからもっと日本で重要になってくると思う。
場を考え、地域だったり、個別の場所との音楽を考えていきたい、と思っている。
かみ合えば、新しいポテンシャルを持った場所だと認識される。
写真は、江間ふとん店さん2階。
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